道具にお金をかけるより、たくさんの釣り場に立つことをモットーにしているチープです。Follow @tsurito___
今年で6シーズン目(かな?多分)になる宮崎のオオニベ遠征。
何も釣れないまま帰るのが恒例となっているこのイベントですが、昨年やっと状況がいいタイミングに巡り合うことができて、ついにルアーに食いついてきた魚に会うことができました。
今シーズンは事前情報の時点で、かなり状況が良いという噂を聞いており、期待を膨らまして宮崎まで行ってきました。
今シーズン好調の宮崎サーフ!140cmオオニベとの遭遇で思わず涙…
相変わらず何もない宮崎のサーフ…
前日から宮崎入りした友人より、ベイトが入っていると情報のあった浜からスタート。
明るくなるかならないかぐらいのタイミングで入ると、グチ釣りの方たちのバケツにはたっぷりの魚が…。これは状況良さそうだと竿を振るも、ルアーがベイトに当たる感じは無し。
完全に日が昇っても特に変化はなく、グチ釣り師の方々に聞くと、朝の暗い間に釣れて明るくなりだしてからは反応が止まったとのこと。もう一箇所気になる場所があったので、早々に見切りをつけて場所を移動。
水深があって流れもある場所には人が多く集まっており、その少し横で竿を振るもやはり不発。
同じ福岡からの遠征組で宮崎で毎年合流するBさんも近くにいたので会って話していると、昨シーズンの全く同じような状況で知り合った同じく遠征組のKさんともたまたま遭遇し、それぞれの状況報告。こういうのが宮崎オオニベの隠れた魅力ですね。
昼休憩を挟んで夕マズメは朝のポイントへ入るも、やっぱりなにもなくこの日は終了となりました。
釣友に衝撃の140cmのオオニベ…思わず涙が…
翌朝も同じポイントに入ろうと思っていたのですが…寝坊してしまい、近くの昨日の昼前に入ったポイントへ。
前日の朝はヒラスズキやタチウオなどが釣れていたようですが…周りを見ても竿は曲がっておらず、ベイトが回っている雰囲気もありませんので、日が昇ってしまったタイミングで上がって休憩。
が…その休憩をしているタイミングで、いつも福岡で一緒に釣りをしている釣友から…獲った!!!と連絡が!
すぐさまお祝いのお酒を購入し、釣れた場所の近くで合流してオオニベ様を拝見させてもらいつつ、話をしていると思わずこちらに嬉し涙がホロリ…。
その釣友は9年目でのキャッチですが、その裏には天候悪く海を眺めるだけで帰ったことや、1シーズンで何度も通うなど…いくつもの苦労があるのですが、それを見てきた立場として感動してしまいました…。
昼過ぎからは釣友が入っていた場所へ入り、しばらくは何もなかったのですが日が沈む間際に変化が。明らかにルアーがゴツゴツとベイトにぶつかりだし、群れが回ってきた様子。
直後にグイッとロッドが曲がりついにヒット!
サイズは小さいのでグチが引っかかったのか〜などと思っていたところ、小ニベ(オオニベの小さいサイズ)でした…。笑
とりあえず6シーズン目にて初のニベということで、素直に嬉しいのですがやはり狙いはメーター超え。あと3倍くらいの大きさを目指します。
しかし結局ベイトが回ってきたのはこの一瞬だけで、すぐに魚達は抜けていきました…。
ベイトが入り小ニベのラッシュ…時合が到来?
翌日。
この日はまだ暗いうちに狙っていたポイントに入り、この場所でへばり付くプラン。
若干明るくなり始めたタイミングで、前日の夕方と同じくルアーがベイトにゴツゴツとあたる感覚。段々とそれが増えていき、昨日よりも明らかに魚の数が多い上に、溜まっているのかなかなか抜けない!
周りでは小ニベやグチが掛かっており、状況・雰囲気ともに抜群に良し!これはどこかで竿が曲がりそう…と思って周りをキョロキョロしていると…3人先の人が掛けた!
叩くような引き方をするそれはおそらく本命。時間をかけてゆっくり上がってきたのはメーターないくらいの中ニベでした。
さらに同じ方がまた掛けるもフックアウト。やはり魚は回ってきているようですが、こちらに掛かるのは相変わらずの小ニベとグチばかり…。大型の反応を得るには、小ニベとは違うアプローチが必要なのでしょうか…?
さっぱり答えは出ないまま、11時を過ぎる頃にはベイトが抜けたようで一旦休憩。
干潮前にまた投げ出し、最初は反応がないものの、段々とまたベイトの回遊が始まりだしたタイミングでまた近くの方にヒット!なかなかのサイズのようで、ファイト中に人が集まりだしキャッチ前にはたくさんのギャラリーが。
釣れた魚は明らかにオオニベサイズ。
滞在日を引き伸ばし延長戦…前日同様に状況良し!
結局前日も惨敗し、本来は最終日となる予定でしたが、すこぶる状況がいいため半日滞在を伸ばし延長戦です。
この日も前日同様ベイトが回っており、引き続き小ニベ&グチラッシュ。周りでは大きなアジやヒラメなんかも掛かっており、やはり状況はいい雰囲気です。
しかし、肝心のオオニベの方は…朝マズメを過ぎた頃に1本上がるも連発といかず、昼前にもう1本あがったのを見届けたところでタイムアップとなりました。
やっと釣りを楽しむことができたシーズンとなりました
昨シーズンも調子が良かったのですが、今シーズンはそれ以上に調子が良く、たくさんのオオニベとのファイトやその姿を見ることができ、ついでにやっと自分自身も初のニベ(小ニベ)に会うことができました。
釣り仲間は素晴らしい魚を釣ることができたので、来シーズンこそはそれに続きたいところですが…こればかりは願うばかり。
収穫としては、やっとオオニベが釣れる雰囲気みたいなのがなんとなくわかったこと、やっと宮崎のサーフでまともに魚釣りを楽しめたことでしょうか?
また来シーズンの宮崎でも魚釣りが楽しめますように…!