釣り 釣行記

セイルフィッシュを目指しロンピンへ単独釣行!極上のスピード、圧巻のテイルウォーク…遂に憧れの魚と初遭遇。【マレーシア遠征②】

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セイルフィッシュ

「チープフィッシングを楽しむ」管理人のアイコン画像

道具にお金をかけるより、たくさんの釣り場に立つことをモットーにしているチープです。

 

前回はマレーシアの釣り堀へ行った内容でした。

今回の記事では遠征のメインイベントである、マレーシア・クアラロンピンでのセイルフィッシュ釣りの様子を紹介していきます。

 

セイルフィッシュに憧れたのは、2016年にモンスタープロショップの記事が公開された時。

ちーぷ
こんなにセイルフィッシュが集まって、しかもスタンディングで狙える場所があるのか…

という感じで衝撃を受けるも、経験の浅い素人のため当時はあまり現実的でなく、よくある「いつか行きたいな〜」と思うただの憧れでした。

 

しかし、ちょこちょこ調べていく内に、道具は手持ちでなんとかなりそうということが分かる。

さらに、2019年3月からエアアジアの福岡〜クアラルンプール線が開通することになり、マレーシアまで格安で行けるようになった。

ぼんやりとしていた憧れも、具体的な計画を想像できるようになり、遂に憧れの魚のいる地へ向かうこととなりました。

セイルフィッシュを求めて…単独で行くための準備

ちょっと時間を遡って…遠征の準備について。

 

今回セイルフィッシュを釣りに行く選択肢として、”釣りツアー会社で行く or 単独で行く”の2つがありました。

釣りツアーで行く場合は、少々料金が高くなりますが、その代わり釣り船や現地での移動手段の確保、宿泊先の手配、さらに何かあった時もガイドがいるため安心です。

 

単独の場合は、金額的に安くはなりますが、移動手段や宿、釣り船の確保を自分でしないといけない上に、道具選びの相談相手もいません。

特にハードルが高いと感じたのは、釣り船の予約でした。

 

そんな中、ロンピンのボートの情報をさがしていると、こちらのブログに辿り着く。

そしてなんとまあ幸運にもご近所だったため、連絡をとってボートを紹介していただけることに。

近所の居酒屋

近所で焼き鳥を食べながら、釣りや音楽の話しで盛り上がりました

その後、紹介してもらったガイドさんとFBでメッセージのやり取りをして、日程を調整して予約。

 

そしていよいよ待ちに待ったロンピンです。

クアラルンプール〜ロンピンへ高速バスで移動…トラブル発生

TBSバスターミナル

クアラルンプールから高速バスに乗って、5時間掛けてロンピンを目指します。

ロンピンへ向かうバス

ちーぷ
が…ここでもトラブルが発生…。

車内アナウンスなどはないため、バスの運転手にロンピンに着いたら教えてもらうように伝達。

 

 

到着予定時間もちょっと過ぎて、「遅れてるのか?」とスマホで現在位置を確認。

ちーぷ
ロンピン通り過ぎてるーー…。

急いでバスの運転手に確認すると、「次のバス停で降りて、ロンピン行きのバス運転手に伝えるから大丈夫だ。ノープロブレム。」だそうで…。

ちーぷ
次のロンピン行きのバスの時間もわからんし、めちゃめちゃプロブレムだわ。

どうすることもできないため、しかたなくバス停に到着。

とりあえずチケット売り場でロンピン行きのバスの時間を聞くと、「次は2時間後で、どこのバス会社も同じ」という回答。

一応他のバス会社にも聞いてみると、「ちょうど今から出るのがあるよ」という海外あるあるな回答。

急いで運転手に連絡を入れてもらい、ギリギリで乗ることに成功。

ギリギリで乗れたロンピン行きのバス

ちーぷ
まあこういうのも旅の醍醐味ですね…(ヒヤヒヤした…)。

遂にセイルフィッシュの町 ロンピンへ到着するも移動手段が見つからず…

ちょっと際どいの遊具

途中のバス休憩所にあった際どい遊具

なんやかんやで、ロンピンに着いたのは当初の予定より3時間遅れて19時30分頃。

小さい街のロンピンでは、その時間にグラブで手配できる車が見つからず、タクシーも見当たらないため、ホテルまでの移動手段がない…。

ちーぷ
詰んだ…。

開いている店に手当たり次第に入って、タクシーの配車をお願いしたいと聞いて回ると、なんと友人のタクシーを呼んでくれるという店員さんが!!

ロンピンのモバイルショップ

ちーぷ
マレーシアの人本当に親切です…ありがとうございました。
なんとか手配できたタクシー

なんとか手配ができたタクシー

メーターがないため、おそらく個人タクシーでしょうが、全然ぼったくるような値段ではなく、良心的な価格で走ってくれて…

 

なんとか…なんとかホテルに…

 

 

到着!!!

ランジュット ビーチ & ゴルフ リゾート

荷物を部屋まで運んでもらう

ちーぷ
はあぁぁーー!やっと飯が食えるーーー!!!

ホテルでの夕食

あんまり美味しくありませんでした…。

念願のセイルフィッシュと初対面!荒れ狂うテイルウォークがたまらない!

セイルフィッシュの餌となる小魚をサビキで釣る

船が出向する桟橋

翌朝ホテルまでキャプテンの奥さんのニッキーがピックアップに来てくれ、5分くらい走った場所にある桟橋に到着。

ちーぷ
いよいよセイルフィッシュの船に乗船…。(ドキドキ)

セイルフィッシュのボート

キャプテンはとてもいい方で、よくしゃべる陽気な人柄ですが船長としての腕は抜群。

気さくなセイルフィッシュボートの船長

独特の訛りのある英語で、8割何言っているのか理解できなかったが、口癖が「No problem!」なのはガチ。

ポーターさんは寡黙ですが親切で、拙い英語でのこちらの要望も汲み取ってくれて信頼できる方。

セイルフィッシュボートのポーターさん

この日は学校が休みということで、キャプテンの息子も一緒に乗船。

キャプテンの息子も同船

キャプテンとそっくり

20分程走って、まずはサビキで餌となる小魚を釣るポイントへ到着。

サビキ釣りのポイント

他の船も続々と集まってきて、家族で乗っている方達や、同じユニフォームで揃えた釣りチームのような団体など様々。

 

サビキは落として、船長の言う水深に合わせれば割と簡単に釣れてくれます。

餌となる小魚をサビキで釣る

微妙に日本語のおかしいサビキ

サビキは船で用意してくれる

なかなかの引きをしてくれたこの魚は、釣り上げると自分以外のみんなは大喜び。

この魚は美味しいらしい

聞いてみると、殆ど市場に並ばない高級魚で、かなり美味しいやつらしい。

そんな魚が2匹釣れて、みんな喜んでくれてはいましたが、自分はこれがセイルフィッシュのスペシャルな餌と勘違いしてぬか喜び…。

 

1時間程で十分な量の小魚が釣れて、キャプテンの「OK!セイルフィッシュに行くぞ!」の声を聞いた途端、体中がゾクゾクとしてきた。

十分に餌の確保ができた

初体験のセイルフィッシュのパワー&スピード

釣り場に移動中に、仕掛けを作成。

自分が持ってきたフックは大きすぎたため、キャプテンからフックを貸してもらいました。

セイルフィッシュ狙いで使用するフック

オーナー針の”mutu-light 5/0”というサークルフック

目的のポイントへ到着前に、なんと鳥山とセイルフィッシュの姿を発見!

思っていたよりも早めのセイルとの遭遇に、興奮する暇もなくバタバタと準備を行い、早速餌を放り込む!

ロッドを持って、餌を送り込んで待っていると、焦りに遅れて興奮がやってきた…。

 

そういえばと思って、キャプテンにアタリ〜フッキングまでの手順を聞くと、

①餌が食われるとラインが走るので、10秒程待って食い込ませる

②リールのベールを返し

③ラインにテンションが掛かったら、ロッドを上げてフッキング

④ファイト開始

といった具合らしい。

 

その説明を聞き終えるかどうかのタイミングで、ラインが高速で走り出した!

セイルフィッシュがヒット

思わず興奮して…

ちーぷ
うぉ…!え…きた!?これヒット!?

とついつい情けない声が出てしまった…(恥ずかしい…)。

 

 

キャプテンが10秒数え終えると、「ベールを閉じて…OK、レディー…GO!」の合図でロッドを何度も引きつける!

ちーぷ
うぉーー!!すげぇーー!!

とんでもないパワーでラインが引き出され、ドラグが鳴り響く!

セイルフィッシュの初ヒット

大きな体が海面でジャンプ!…したその瞬間、ロッドに掛かっていた負荷が軽くなった…。

ちーぷ
フックアウトしたよ…キャプテン申し訳ない…。

「It's OK!ノープロブレム!2日間でまだまだ時間はあるし、気にするな!」と、キャプテンから底抜けに前向きな励ましをもらい、次に向けて気持ちを切り替えた。

マレーシアらしいミーゴレンの昼食

ポイントまで移動

「今からもっと魚が集まるエリアに行くぞ!」ということで、小さな島が見える海域に到着。

たしかに鳥がたくさん飛んでおり、その下にはセイルフィッシュの鰭やボイルが見える。

しかし、そんな期待とは裏腹に何度かのバイトも、初回と同じようにフックアウトを連発させてしまう…。

 

とりあえず一旦休憩に昼食。

ランチのミーゴレン

ミーゴレン?なのだろうか?とにかく美味しく、午後に向けて英気を養えた。

 

ちなみに今回乗船したボートのサービスはかなり良く、ランチに加えて、ドリンク(アルコール含む)もキンキンに冷えたものが無料で用意されているのが嬉しい。

船に用意されているドリンク

クーラーボックスで冷やしたドリンクが用意されているのはありがたい

それに私のような下手くそでバラシが多くても、全部「ノープロブレム!」で笑って許してくれた…本当にすみませんでした…。

スピードスターのセイルフィッシュとのファイト…しかしラインが…

仕切り直しで、再度餌を投げてロッドを持って待つ。

しばらくすると、またラインが高速で走り出し、キャプテンから「レディゴー…レディゴー…」とラインを送り出す指示が出て10カウント。

セイルフィッシュが餌をしっかり食うのを待つ

ちーぷ
5…6…7…8…9…10!

10カウント目と同時にベールを下げると、セイルフィッシュが大きくジャンプした!

セイルフィッシュのジャンプ

ジャンプによって出たラインスラッグを回収するため、急いで巻取りフッキングを入れる!

ちーぷ
うぉーーー!!

と思わず声を出して驚いてしまうような強烈な引きの直後、狂ったように水面を飛び跳ねテイルウォークを繰り返す!

狂ったようにテイルウォークするセイルフィッシュ

ここでトラブルが発生し、隣で竿を出していたポーターのラインと絡まる。

ポーターとのラインに絡まる

セイルのジャンプの最中に、ラインが絡まっているのは心臓に悪い

しかし、船長もポーターも冷静で、セイルフィッシュがジャンプする中、落ち着いてラインを解く事に成功。

(このセイルはやけに空気が読めるやつで、ジャンプが終わっておまつりを解いている間はやけに大人しくしてくれた。理由は後述するが、この時うっすら姿が見えてなんとなくわかっていた。)

 

途中何度か勢いのある突っ込みと、ジャンプを見せてくれ、釣り人ならこれに興奮しないという人はいないだろう。

テイルウォークをするセイルフィッシュ

心臓はバクバクし、脳内麻薬もドバドバ出ているのが分かる。

ちーぷ
たまらなく最高な時間。

 

 

5分程のファイトの末、無事ポーターがビルを掴んで、上がって来たのは(キャプテン曰く)20〜30kg の小型の個体。

人生初のセイルフィッシュをキャッチ

この瞬間は「スゲー!」と「でけー!」をずっと繰り返してて、子供の感想みたいな事しか言えなかった…

ちーぷ
もうね…たまらなくカッコイイ…。

ランディングの時にポーターがラインを回しており、ファイト中に感じていた違和感の正体は案の定これだった。

セイルフィッシュ

やりとりの最中に、セイルフィッシュの体にラインが巻かれてしまっており、全力で走ることができなかったようだ。

それでもあの走りとジャンプ…、全力を想像するだけでも楽しみだ。

 

ずっとこのまま見ておきたいくらい、本当に格好いい姿。

リリース前に水を入れて蘇生させる

しかし、セイルフィッシュはこの地の観光資源として保護されているため、測量などは一切せずに、写真撮影のみ。

見惚れる暇もなく、船を走らせて呼吸をさせたら、迅速かつ丁寧にリリースを行って完了です。

バラシが続くもジギングにセイルフィッシュが好反応?

しかし、その後も同様にバラしが続き、掛かったと思っても…

魚とのファイト中

スギだったり…。

大きなスギはよく引く

現地では”コビア”と呼ばれているスギ

この日のセイルフィッシュのキャッチは、結局さっきの1本目のみとなってしまった…。

 

途中でキャプテンの息子が暇そうだったので、メタルジグとボートシーバスロッドを渡す。

ぎこちなくシャクっていると、勢いよくドラグが鳴り始め、船中ざわつくも再びスギさん…。。。

ジギングでもスギがヒット

引き続き頑張ってシャクっていると、強烈にドラグが鳴り、「またスギか…?」と船中のみんなが思った瞬間…船の目の前で大きな魚がジャンプした!

ちーぷ
うぉぉーー!セイルフィッシュだよ!

残念ながら、ジャンプでフックアウトされたが、ジギングで掛かることにビックリ…。

さらに再びヒットさせ、また目の前でセイルフィッシュがジャンプした…特大サイズのやつが…。。。

ちーぷ
明日はキャスティングだけでなく、ジギングもやらんと!

最後に訪れたビッグファイト

鳥山を探して移動を繰り返し、見つければその周辺に餌を投げ込んで待機、という作業を繰り返す。

そんな感じでセイルフィッシュを狙い、バラシを連発させていたため、もう一度フッキングの方法を聞く。

すると、もっとゆっくりロッドをスライドさせて、合わせを入れた方がいいとのこと。

セイルフィッシュの口は固いため、何度も勢いよく合わせを入れたほうがいいと思っていたのは間違いで、ゆっくりロッドを引き付け、向こう合わせみたいな感じがいいらしい。

 

そんな残り時間も少なくなってきたタイミングでヒットし、言われた通りゆっくりロッドを引き寄せると、ロッド全体に重みが乗ると同時に魚が走り出した!

なかなかのサイズのようで、ラインの放出量に対して、巻取りが間に合わない。

大型魚とのファイトシーン

船で追いかけ、ラインを回収し、魚との距離を縮めるが、ここでキャプテンとポーターが違和感を感じる。

「ジャンプしていないし、スピードも足りない…おそらくサメじゃないのか?」

この時既に10分以上もファイトし、一定の水深から全く上がってこない。

ある程度までは巻き取れるが、そこまで来るとまた走っていき、また巻いては走られ…というのを繰り返し、さらに時間は30分を経過…。

ちーぷ
もう腕上がらないし…引き寄せる時の腰もきつい…。

長時間に及ぶ魚とのやり取り

ギンバル(ファイティングベルト)を巻いてもらい、途中船べりに手を着いて休憩を入れながら、本当に少しずつだが距離を詰めていく。

キャプテン達は「ラッキーだな!ビッグファイトが楽しめて!ガハハ!写真撮っとくぞー!」みたいに楽しんでいるが、正直それどころじゃない!

初めて魚とのファイトで、「もう無理!」というのを感じた。

 

40分程過ぎたところで集中が切れ、僅かだがファイトが雑になった瞬間…フッと軽くなり、そのまま仰向けに倒れてしまう。

ちーぷ
完敗でした!!!!

ラインがスパッと切れており、やはりサメの歯だったのだろうか…?

もう少し丁寧にしていれば、もしかして…?

ちーぷ
正体が分からなかったのは残念ですが、いい勉強になりました!

夕食の材料の確保…警戒心が一切ないアオリイカ達

前日のホテルの夕食がイマイチだったため、この日はニッキー(キャプテンの奥さん)のいるシャレー(ロッジのような宿泊施設)で食事をさせてもらうことに。

ということで、晩飯の材料を確保に向かいます。

 

ちょっと移動したとこで、アオリイカを狙うことになりました。

エギの仕掛けを用意する

こっちはもう何も考えずとも、エギを落とせば終始連発。

中にはキロアップありそうなのも混じって、20分ほどでこんな感じになって帰港となりました。

落とせばどれだけでもアオリイカが釣れる

釣れた魚を食べて翌日セイルフィッシュへ再挑戦

マレーシア ロンピンの夕日

シャレーに戻って、道具を洗っている間に料理を作ってもらいましたが、まあこれが美味しいのなんの。

シャレーでの夕食

釣れたイカはスパイシーに炒められて…

スパイシーなイカの炒めもの

サビキで釣れた高級魚(らしい)と、オオモンハタっぽいのは蒸されて出てきました。

魚は蒸し料理に

ちーぷ
ホテルの夕食より圧倒的に美味でした!

この日はこれで終了し、翌日も再びセイルフィッシュを狙いに行きます。

セイルフィッシュ

使用タックル

 

 

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