道具にお金をかけるより、たくさんの釣り場に立つことをモットーにしているチープです。Follow @tsurito___
このブログでも閲覧数の多さから、その人気の高さが分かるワークマンのレインウェア。
元々あった「R-006 透湿レインスーツSTRETCH」に加えて、「イージスR-600 レインスーツSTRETCH Perfect」も出ており、釣り場でもよく見かけるくらいに広まっています。
今までR-006を使っていましたが、R-600に買い換え、どちらも同じようにレインウェアとしてはもちろん、防寒着としても活躍中でオールシーズンお世話になっています。
そんなワークマンのレインウェアで人気が高い2種類の違いを以前書きましたが、今回は新しいR-600を実際に使い込んだ感想を書いていきます。
雨の中や海の波を被るような状況での使用感や、本当に水が染み込まないのかレインウェアに水を溜めて検証もしてみたので参考にどうぞ。
ワークマンのレインウェア”イージスR-600”の特徴
耐水圧10,000mmの防水性能
透湿度8,000g/㎡/24hで蒸れにくい
生地が全方向へ伸びて動きやすい
上下のセットで¥4900
要するに価格は安いけど、機能はそこそこ高いレインウェア。
高機能&高価格アウトドアウェアまではいかなくても、安価ながらある程度のアクティブな状況に対応できるうえに、デザインも悪くないということで、登山、バイク、ゴルフ、釣り、キャンプなどなど…、各方面で人気となっています。
イージスR-600レインスーツの着用感を解説
雨や波による浸水を防ぐ防水性
わりとしっかりした雨の降るなかでの釣り。さらにこんな感じの場所なので、波の水しぶきを被ることも。
汗による水蒸気や袖口などの隙間からの浸水で、当然ながら多少の濡れはありますが、しっかりと雨や波を防いでくれて、内部がぐっしゃりと濡れることはありませんでした。
あと撥水性に関しては小雨程度ならこんな感じ。
パンツはこんな感じでした。
撥水性に関しては後述しますが、しばらく使用していると無くなってきます。(ワークマンだからというわけではなく、この手のアイテムは基本的に継続使用でそうなります)
全方位ストレッチで動きやすいレインウェア
R-006よりストレッチが効く方向が増えたR-600。
こちらでも書きましたが、R-006だと姿勢によっては生地が突っ張っていましたが、R-600ではそれがなくなり、より動きやすくなっています。
釣り場まで行くために、こういう場所で藪漕ぎや岩・崖の登り降りをしましたが、レインウェアが動きの妨げになると感じることはなし。
先日行った北海道でも、こういう場所をガンガン登っていきましたが動きやすさはバッチリでした。
透湿度8,000g/㎡/24hに向上して蒸れにくくなった
R-006が透湿度5,000g/㎡/24h だったのに対して、新しいレインウェアのイージスR-600の透湿度は8,000g/㎡/24hに向上。
正直3,000g/㎡/24hの違いなんて分からないだろうと思っていましたが、実際に着用して動き回り汗が出てくるような状況になると、R-006との差を実感してしまいました…。。。
ウェア内に湿気が全く溜まらないとは言えないまでも、R-600の方が明らかに蒸れにくくなっており、快適さは増しています。
生地は頑丈で破けにくい
あまり人に言えるようなことではないのですが、レインウェアを着用中に磯でけっこう派手にガチ転けしてしまいまして…。。。
フローティングベストは破れてしまいましたが、レインウェアの方には破損がなく、痛がりながらも「生地丈夫だな…」と一人で呟いてしまったほど。
転けた場所はこんな感じで刺々しい岩ではなかったのですが、肘と膝を強打しつつも上下ともに破れがなかったのはなかなかの丈夫さ。
イージスR-600 レインスーツSTRETCH Perfectが本当に浸水しないのか検証
実質的な前モデルとなる「R-006 透湿レインスーツSTRETCH」から愛用していますが、R-006もR-600も強い雨の中で長時間の使用後、ウェア内が濡れていることがあります。
上でも書いたように、袖口や首周りといった隙間からどうしても水が入るらしい…。
……
………
…………
…あくまで”らしい”なので、実際に生地に水が浸水するのか検証してみます。
ということで、レインウェアのフード部分に水を溜めてみました。
写真撮影に手こずったため5分くらい時間が経っても、水が溜まっている部分を触って圧をかけても浸水なし。
ということで、本当に生地は水を通さず、ウェア内が濡れていたのは袖口や首周りなどの隙間から入った水というのも納得の検証結果でした。
イージスR-600 レインスーツSTRETCH Perfectのイマイチなところ
正直¥4900でこの機能性であれば、個人的には不満はなし。
なぜなら以前のR-006の使用感でイマイチだと書いていた2点が両方改善されたから。
透湿度があがり、パンツ部分の裾の絞りもマジックテープになったので満足しています。
あとは耐水圧が上がってくれるか、透湿度がさらに上がるか、より軽量・コンパクトになるか、パンツの裾が広がり靴を履いたまま脱着できるようになるか、価格が下がるかしかないのですが、上下で¥4900のレインウェアにこれ以上は求められません。
ワークマンのレインウェアの洗濯やメンテナンスについて
撥水性と透湿度を維持させるのがポイント
どんなレインウェアも機能を長持ちさせるために、撥水性と透湿度を維持できるようこまめに洗濯とメンテナンスが必要になります。
基本的に洗濯機に適当に突っ込むことは推奨されておらず、こういう高機能ウェアは洗い方なども決まっているので注意。
いくら”作業着のワークマン”だからといっても、しっかりとした方法でメンテナンスを行う必要があります。
ワークマンのレインウェアで駄目な理由が見つからない!
正直かなり満足のレインウェア。
R-006より透湿度が上がっているのが、体感でも分かるくらいだったのは驚きでした。
ワークマンでのレインウェアの購入を迷っている方は、「イージスR-600 レインスーツSTRETCH Perfect」の方がスペックや使いやすさが上がっているので迷わずこちらがオススメです。