釣り 釣行記

高知遠征でアカメ118cmをキャッチ!浪漫と夢に溢れた幻の怪魚と初遭遇!使用タックルやルアーも解説。

更新日:

アカメ。

日本三大怪魚の1つにもなっており、その魚体の格好良さや希少性、大きく成長するサイズ感やパワフルな引きなど釣り人を惹きつけるものが多すぎて、日本中のアングラーの憧れとなっている魚。

 

もちろん私もその一人で、使っているPCにもアカメのステッカーを貼っているくらい。

そんなアカメを狙いに高知へ遠征に行ってきました。

 

 

 

「浪漫」と書いて「アカメ」と読んでもいいですよね?

(「浪漫」は「夢」と置き換えても可)

アカメとはどんな魚?

ナイルパーチやバラマンディと同じラテス属の1種で、日本の固有種。

世界記録のサイズは131cm/39kgですが、もっと大きいものもいるとかいないとか…。。。

 

アカメの名前は、暗い場所で光が当たったときに赤く光る眼に由来するもので、これがまたたまらなく格好良い。

絶滅危惧IB類(絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されている希少な魚。

 

他の地域でも確認されていますが、高知と宮崎が主な生息地で、宮崎では「指定希少野生動植物」に指定されて捕獲が禁止されているため、2018年9月現在でアカメを釣る場合は実質高知のみ可能となります。

高知アカメ釣り遠征 初日

ひろめ市場で朝食後は情報収集

到着して早速、ひろめ市場で朝食にモーニングウツボ。

食感はしっとりとした鶏肉に近い印象で、皮がプルプルで美味しい。

その後は高知のアカメ釣りの情報が集まる、フィッシングハヤシで情報収集と買い物。

流石アカメ県…対アカメの有名ルアー達がこれでもかと並ぶ姿は圧巻です…。

過去にアカメに挑んだ猛者達の記録もありました。

もちろん王様も!

デザイン魚拓のパープルヘイズデザインのギャラリーも覗きに。

こんなん釣れたらたまげるなぁー…。。。

いざアカメへ初チャレンジ!

夕方までタックルやルアーの準備を行い、明るいうちに陸っぱりポイントの下見を行って、時間になったので乗船場所へ。

船に乗り込み出船です。

持ってきたルアー達で使えそうな物をチョイス。

最近はビッグベイトでの釣果がいいようで、タックルベリーで1180円と適当に安いという理由で買ったビッグベイトが先発です。

普段ビッグベイトなんて使わないので、動きのチェックをしてみると、どうも沈みが遅い様子。

裏に鉛を貼ってウェイト調整して、水深2m〜1mを通していきます。

アカメはストラクチャーや明暗部に着いているようなので、そういったポイントに集中して投げ続けてスローリトリーブで引いてくる。

あまり早いものには反応が良くないようで、ルアーが泳ぐギリギリのスピードでゆっくりと巻くのがポイントだそうです。

 

時合が来ると、大きく水面がモヤッと動いたり、シーバスのものとは明らかに違うアカメの独特の「パァァーーーーン!!」という強烈な捕食音が鳴り響く。

一瞬なんの音かわからなく、今まで聞いたこともない捕食音とその大きさにビビる…。

 

しかしルアーへの反応は…

 

 

 

はい…この日はなにもなく終了…。

 

移動の疲労もあって、一切何の反応もないまま夜通し投げ続けるのは、心が折れそうになります。。。

 

仮眠の後、朝まで陸っぱりでやろうと決めるも、何故か目の前に朝日が登っておりました…。

 

 

 

あと1日しかないので焦ってきた…。

高知アカメ釣り遠征 2日目

体を休めて餌の確保へ

「ぽかぽか温泉」で、朝から風呂に入って昼まで仮眠して…

昼食にはもちろん「くいしんぼ如月」という、高知アカメ遠征の名物コンボで心身ともにリフレッシュ。

その後、本日は生き餌を使って泳がせ釣りを行うため、餌となる魚の確保に走り夜に備えます。

まずは餌釣りから

餌には20cmくらいのチヌを3匹確保し、乗船したらポイントへ。

背掛けにして、早速泳がせながら船長さんに合わせのタイミングなどを聞いていくと、アカメは警戒心が強いため少しでも違和感があるとすぐに離してしまうとのこと。

 

それならとドラグをユルユルにして、アカメの反応が来るまで待機です。

 

しばらくすると…バチン!という大きな音とともに、急にラインが持って行かれるもすぐに軽くなる…。

どうやらチヌを咥えただけで、飲み込むまではいかなかった様子。

 

うぉ!アカメだwwと頭の中は興奮状態!

 

 

間違いなくここにアカメはいるようです。

 

 

そしてまだ時間帯的には、時合に入る前なのでまだまだチャンスあり!

 

次はアカメに違和感をできるだけ与えないように、スピニングリールのベールを上げてラインをフリーにする。

スプールを指で抑えながらラインの調整を行って、あとはアカメが食ってくれるよう神様に祈るのみ!!

 

間違いなくその場にいるアカメに対して、餌を放り込むのは緊張感が物凄い…。

夜釣りで周辺も静かな為、ずっとピリピリと気を張ったまま指先に集中…。

 

船長さんから「もう少しで時合に入りそう」と言われてしばらくすると…

 

グイ…グイィィ…

 

とゆっくりと確かな感触で、何かがチヌに食らいついたところでとっさに指を離してラインをフリーに。

ちょっとづつ感触を確かめながら、しっかり魚が餌を咥えているのを確信し、ドラグを締めて…

 

 

大きくロッドを引き寄せ合わせる!!

 

乗ったーーー!!と安心せずに、何度も追い合わせを入れたらアカメの抵抗が始まり一気に2〜30m程走られる!

ちーぷ
あぁーーこれやばいのキタキタ!ちょっと意味わかんないトルクで怖いw

だいぶ近寄って来たと思ったらもう一度走り出し、その先には障害物があったためビビって、少しドラグを締める…

 

 

うん…少しだけだったんですけどね…

 

 

突然ふっと軽くなり、頭の中に後悔と自責の念が怒涛のように押し寄せる…。。。

フックは残っているので、口切れだったみたい…。

ちーぷ
ドラグをちょっとだけ締めたのが敗因…泣きそう…

冷静になると、先に障害物はあるものの実際の魚の進行方向とはズレており、走らせていれば良かったです……ガッデム。

遂にアカメが…!全身が震える…

船長さんに「今のはメーターどころか、1m10〜20cmはあったんじゃないの?」と言われて、さらに追い打ち。。。

ちーぷ
うわぁぁぁーーー!!

夜なので小声で叫びつつも、今からが時合なのですぐに次の準備に入る。

若干擦れていたリーダーはカットして、フックを結び直し餌を付けて再チャレンジ。

 

しかし、餌で一日に1回、ルアーだと数日に1回のチャンスがあるかどうかとも言われるアカメ釣り。

3回目はもう流石にチャンスはないか…ん??

 

 

ん???

 

 

ラインの先がちょっと重い…またラインをフリーにして少し待つと…

ちーぷ
のってるなこりゃ…

合わせるとロッドの先にはしっかり重みがあり、再びファイト開始!

派手なジャンプで姿を現した魚は、赤く目が光っている…かっこいい!…とか感じている余裕は無い。

 

「バレないでくれ…」と心の中で神頼みしながらファイトし、船べり付近ではプレッシャーを掛け続けてアカメの体力を奪ったところでランディング。

 

 

 

 

ひょえぇぇぇーー!!すげーーーー!!!!

 

 

 

アカメだぁぁぁぁーーーーー!!!!

えらいこっちゃ!!!!

 

目が赤いぃぃぃぃぃぃ!!

興奮で手が震えて、あんまり力が入らず上手く撮れてないけどそんなの問題じゃない!!!

ちーぷ
正直心折れかけてたけど震えが止まらん…

鰓に水を送りながら写真を撮ったら…

体力をある程度まで戻してリリースです。

測定したところ77cmと個人的には満足のサイズ。

というかこんなサイズでもチヌ食ってくることにビックリだわ…。

ルアーでなんと2本目追加!?しかも憧れのメーターオーバーのアカメと遭遇…

餌も無くなり、とりあえず1本は釣れたので次はルアーに変更し、本日も昨晩同様のビッグベイトをセット。

 

とりあえず時合は過ぎていますが、もう一度来るであろう時合に備えて投げ続けます。

今日は昨日よりも少し上層で、水深50cm前後をスローで巻いて攻めていきます。

しかし、今回の遠征の目的はアカメの姿を拝むこと。

 

実は先程の魚でけっこう満足しており、気は緩みまくっています。

そもそも、初めてのアカメチャレンジで2本も釣り上げるなんて高望みしてはバチが当たりそうです…。

 

 

船長さんからそろそろ時合に入ると声が掛かって…

ちーぷ
いやーもうさっきので満足ですよ!ガッハッハ!

 

 

ポコッ…!

 

 

 

小さいながらも確かなアタリへ条件反射的に竿を合わせる!

 

 

 

エェェー来ちゃったよ!!

 

まさかの3回目!!

 

 

最初の走りで船の船首右側にある障害物の方に走るも、船尾側に移動し反対に誘導。

今度は船の下に潜り込んだと思ったら、船の左舷側に移動を始めラインが船底に擦れそうになる。

急いで船首に移動し船底をかわす…としていたそのタイミングで、右舷側の自分とは反対方向に魚がいきなり猛ダッシュ!

 

一気に20m程ラインが出されるも、ロッドを水中に刺して魚との角度を無くし、なんとかラインブレイクを回避。

ここまでいいように振り回されましたが、この走りで魚が疲れたのか攻守交代で、今度はこっちの攻撃。

 

青物とはまた違ったトルクのある突っ込みが混ざり、ドラグを出されますが徐々に距離を詰めて勝機が見えくる…と同時に心臓の鼓動も大きくなる。

 

しかし魚はまだ諦めておらず、目の前の水面にぬぉ〜と赤く光る目とアカメの顔がゆっくり見えたと思ったら、巨大な体でジャンプしエラ洗いを連発…思わず「バレるな…バレるな…」と気持ちが口に出てしまう。

 

ほんとあの巨体でのエラ洗いは心臓に悪い…。。。

 

船べり近くで魚にプレッシャーを与えて体力を無くして、魚体が横を向いたところで船長さんがリーダーを掴んで…

 

 

 

で…でけぇーー!!!!

うぉぉぉーー!!こんなにデカかったんかい!!

メーターあるかな♪(*´艸`*)フフフ…くらいに思っていたのに…メーター超えてるのが明らかに分かる大きさ…むしろちょっと恐くてビビるくらい…。。。

全身の…振るいが…止まらん…!!

やべぇ〜…とかっこいいぃ…をおそらく30回づつ以上は繰り返してたかも…

鱗と口と頭…要するに全身硬い…。。。

船長さんの測定で全長118cm、重量は計量機が無いのでハッキリはわからないが25〜28kg前後だろうとのこと。(翌日フィッシングハヤシさんで聞いても同様の回答)

ある程度写真を撮ったら元気な間にリリース。

間違いなく釣り人生最高の瞬間をありがとう!!!

アカメ釣りに使用したタックルの紹介

今回最後まで悩んだのが道具の選定。

情報が少ない為、大まかな部分は事前に揃えて、細かい部分は現地で揃えて挑みました。

今回はボートからのアカメ釣りでしたので、挑戦される方は参考にどうぞ!

ボートでのアカメ釣りに使用したロッド

このブログではおなじみのアルファタックルのクレイジーシリーズ。

ライトゲームから大物釣りまでカバーしており、どれも実売1万円以下で購入できてコスパがいい上に、デザインとクオリティもなかなか。

今回は8000円程で購入したカツオ・シイラ用のオフショアキャスティングロッド「クレイジーオフショアキャストゲームS710MH」を使用しました。

 

 

ボートでのアカメ釣りに使用したリール

高い剛性とドラグの性能、手入れのしやすさに定評のあるPENNのバトル。

ボロっとなっていた初代バトル4000番が中古で3000円で売られていたので、即購入しメンテナンス。

多少ゴリ感はありますが、そういうのを気にするリールではないし、実釣に影響無し!

※バトルⅡが現行モデルで、初代バトルとは微妙にサイズが違っています

 

 

使用ラインとリーダー

PEラインはデュエルのX4の3号、リーダーは船ハリス14号(約50lb)の組み合わせ。

ルアーが飲み込まれていたので、リーダーはボロボロ…。。。

あと一回全力で突っ込まれるか、口を閉じられていたら多分切れていたかも…?

 

 

 

ヒットルアー

実は福岡のタックルベリーで適当に安かったという理由で買ったこのルアー。

高知の中古釣具屋にいくつか置いてあり、元々海外でパイク用に使われていたルアーらしく、アイも太く頑丈でアカメ釣りにも実績があったみたい…なんちゅうラッキー…。

AVICULA /X BUSTER(アヴィキュラ/エックスバスター)というルアーのようです。

フックとその他

フックにはST-58の1号を装着し、掛かりどころが良かったのかどうかはわかりませんが、曲がったり折れたりは一切ありませんでした。

 

 
また、サスペンドのルアーでしたので、スローシンキングにするため1mmの鉛シールを貼って、ウェイトの調整をしました。

 

 

ラッキーが重なってメモリアルな大型アカメを捕獲!

正直キャストがクソ下手過ぎて思っていた場所に投げ込めておらず、ちょっと諦めていた部分もあり、今回の釣果はラッキーで偶然的な要素が多い釣果。

(あと1,2日ズレていれば台風だったので、そういう条件的な部分も含めて…)

 

ラッキーでもいいので、こういうメモリアルフィッシュに出会えるのはやっぱり嬉しいし、全身が震えて泣きそうになるような魚との出会いをまたできればいいですね!

 

そんな浪漫あふれるアカメですが、高知のローカルアングラーの皆様や釣具店、その他のたくさんの方々に大切に守られて、そのお陰で私達のような他県の遠征アングラーも釣りが楽しめています。

今回のような体験が出来たのは、高知の方々に感謝しかありません!

本当にありがとうございました!

 

 

最後にアカメ釣りの魅力を解説した動画を帰宅後に見つけたのでご紹介。(フィッシングハヤシで色々教えて頂いた方が喋っていてビックリ…)

 

 

 

 

 

そういえば今回の118cmって王様の記録超えとる…

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