皆さんご存知の野食会に…遂に!参加してきました!!!
事の始まりは、野食ハンマープライスにて告知記事が上がっており…
福岡で野食会やります!
即知り合いを捕まえて、2名で参加…もちろん持ち込み枠だ!!
当日は憧れのアカメが食材として出てきたり、コロスマ(アルビノ)、有明海尽くし、コブラとサソリの入った酒もあったりと楽しい会になりました。
野食会とは?
もちろん皆さん知っているかとは思いますが!!…一応説明。
「野食ハンマープライス」というブログの中の人の茸本さん(@tetsuto_w)が主催されるイベントで、自分の取って来た食材を持ち込み、それを振る舞うというのがコンセプト。(たぶん)
過去のイベントではウシガエルやイノシシあたりはもちろん、穴熊やカワウ、深海魚、変な変わった茸、変な変わった虫、変な変わった草…などなど普通に生活していても食べることができないような食材を、みんなでワイワイしながらお酒と一緒に楽しむことができます。
そんな楽しそうな野食会が、福岡で開催されるとなれば行くしかありません!!
前日には事前連絡がtwitterで流れてきて、当日の食材紹介であんな奴やこんな奴がいてテンションが上がる…!!
ブログを更新しました!: 野食会in福岡 食材紹介とか直前連絡とか https://t.co/GWpWoxt6bp
— 茸本 朗 「僕は君を太らせたい!」第1巻発売中! (@tetsuto_w) August 25, 2018
野食会福岡2018の当日レポート
お洒落な会場で野食だぁぁぁ!!
会場の最寄りの駅の今宿駅で下車。
会場はSALTという、福岡市西区の海辺にあるシェアオフィス。
お洒落すぎる…
目の前の海ではサップやジェットスキー、ヨットが浮かんでいて夏感が半端ない。
こんなお洒落なキッチンで、あんな奴やこんな奴が調理されていくというギャップが最高。うへへ。
食材見るだけでも楽し過ぎる仕込み
当日は持ち込み食材の仕上げ作業があったので、早めの会場入り。
もう既に仕込みに入っている方もおり、とんでもない量の大きな鮎達が炭火で焼かれていました。(写真の2倍の量はあった…)
そういえば鮎ってきちんと食べるの始めてかも?楽しみ。
今回チープが用意したのは、アオハタの煮付け、ケンサキイカの沖漬け、シイラの味噌漬けと塩麹漬け。
さらにインパクト枠で、シイラの頭を一緒に行った友人にオーブンで焼き上げてきてもらいました。
こいつが…
こうなる…う~~んワイルド…!
イカの沖漬けを切って皿に盛り付けていると、横で「九州のさかなくん」とも呼ばれる、やながわ有明水族館館長の小宮さん(@ariake538)が持ち込んだ有明海の食材達の仕込みが始まり…
きんもーーっ☆(褒め言葉)
自分の仕込みが終わったので、有明海の魚達の仕込みを手伝いながら、小宮さんにいろいろ話を聞いていると、なんとワラスボってハゼの仲間らしい…。
確かに捌いていると、胸鰭が吸盤状になっていてハゼっぽい…。(他は全く違うけど…)
さらにムツゴロウさんも…そしてハゼクチの姿もあって(写真撮り忘れ)、有明海の3大スターが揃っている!(というかムツゴロウって水色の斑点が入ってこんなに綺麗な魚だったのね…)
そんな彼らは時間の都合上まとめて唐揚げに。
そうこうしているうちに、参加者も続々と集まりだして、目新しい食材がどんどん追加されていく。
そしてついに、小宮さんによって捕獲されたこの日のメイン食材?の2匹が登場。
左は多くの釣り人の憧れの対象である、日本三大怪魚の1つでもある「アカメ」、右はボラとよく似ていてる「メナダ」。
メナダは別名アカメとも呼ばれており、Wアカメで食べたかったのだそう…。
それともう一つの目玉がコロソマというピラニアの親戚の魚。。。しかもアルビノ!
訳あって今回食材に…。
さらに!!!今回の隠れレア食材アオギス!すげー!初めて見た!!
この日の持ち込み食材達が、シェフこと荒巻さんによって手際よく調理されていきます。
有明ターポンことヒラの姿もあり、有明海オールスターズ感がすごい…笑
皆の自慢の食材・料理を食べまくる!
時間も少し過ぎたところで、乾杯をしていよいよ本編がスタート!
持ってきた食材や料理の解説を各自で行っていくのですが、聞いたことない単語が連発されてて面白いです。
食べるのに集中しすぎてしまったため、多くの料理の写真を撮り忘れており、ある分だけの写真で料理をご紹介。
エビの唐揚げ。
野草のいろいろ。
魚の内臓系。普段捨ててしまっているから参考にやってみないと!
オオモンハタのホイル焼き。
ウッカリカサゴ(ボッコ)とキジハタ(アコウ)の煮付け。
このテーブルには、キジハタ・オオモンハタ・アオハタ・ウッカリカサゴが乗っており、THE根魚'sが集結。
あとアカハタがいれば最高だったな…こんなにハタ系が多いのも、なんか九州のご当地感があっていい。
有明海ミックスフライ。
ワラスボ唐揚げ。
天然と養殖それぞれの鮎達の食べ比べ…アマゾンズ!
ヤズのオイル漬けとソース3種。
ごはん(ふつう)と鹿カレー(バーモント)。
鹿カレーと猪すき焼きとビールと海。
ヒラとグチの塩焼き。
シイラの兜焼きからは…
鯛の鯛ならぬシイラのシイラ。
テラスでは猪肉バーベキューも。
鶏の脚はもみじと呼ぶのでしょうか?豚足みたいで美味しかったです。
テーブルに出された瞬間、このビジュアルなのにみんな臆すことなく箸でつつき一瞬でなくなった…。。。
あぁ…やっぱり皆さんそういう感じだよね。
気になるアカメの味は…??
そうこうしているうちにアカメの調理が始まっており、アカメが鱗を取られる貴重なシーン。
アカメの鱗はデカイ。
まな板の上のアカメ。
かっこいい。
小宮さん念願のWアカメ(アカメとメナダ)の切り身。
そしてコロソマ(アルビノ)といろんな貝が入ったアクアパッツァは…、ものすごい人気でなかなか近づけず、遠くから手を伸ばしてやっと撮影…。。。
コブラ+サソリ+何か+高麗人参が入った謎のお酒…コブラの浸かっている姿勢と表情が良すぎ。
見た目のパワーが凄い…。
のっ…飲みますとも!!
高菜漬けの味…うん…発酵?なにかわかりませんが、皆で「高菜だねこりゃ」と同じ感想でした。
コブラ+サソリ+高麗人参は高菜の味!!
そして最後を飾るのは…ついに登場!日本三大怪魚の一つアカメ!!
コロソマアクアパッツァの残ったスープ+いろいろ茸+アカメのショートパスタ!
貝みたいな形のパスタが、茸・コロソマ・貝類・野菜の旨み爆弾のスープによく絡んでいてやたら美味い!!
アカメは臭いとか言われていますが、匂いもほとんど感じることなく美味しい!
肉厚ふわふわのシーバスといったところ。
シェフの腕に感謝!
写真には撮れていませんでしたが、他にもメナダのアヒージョやコノシロのお寿司(姿まんま)、イカの沖漬け、レバーの昆布締め、ヤズのスモーク、雷魚のチリソース、ベリーのスピリタス漬け…etc
どれも皆さんの拘りが出ており、楽しく美味しいもの達ばかりでした。
福岡野食会2018のまとめ
最後はこんな感じの野食会。
調理部門全般を、ほぼ1人でテキパキと捌いていたシェフには感謝しかありません。
意外?と女性の参加者も多かったのですが、けっこうそのまんまな鶏の脚・コブラとサソリのお酒、ワラスボなどが出てても一切驚いたり引いたりする様子なく、むしろ積極的にその味を知る欲求を満たすかのごとく食べていたのは、後から考えたら驚き…。。。
さすが皆さん鍛えられた猛者達。。。。
それと有明海の珍しい食材がたくさん出てきたのですが、実際に目にして食べると凄く惹かれてしまいます。
こんなに面白い海が近くにあるのなら、行かないわけには行きませんね…うん…近いうちに遊びに行こう。
また福岡で開催する時はリピート確定だなこりゃ。