道具にお金をかけるより、たくさんの釣り場に立つことをモットーにしているチープです。Follow @tsurito___
最近釣り用のウェアの殆どは、ワークマンで購入するようになっています。
何と言っても、価格と機能性に加えて、デザインも悪くない…むしろ良い物が増えてきている。
冬には防寒着のイージス、先日は夏用に580円のTシャツとUVカットのコンプレッションインナー上下を購入。
そう感じるものが多い中、特に使用頻度が高いアイテムがこれ。
正式名称は「R-006 透湿レインスーツSTRETCH」。
コスパが良いとネットやSNSでも評判もよく…
レインのパンツが傷んだので、ワークマンのR-006という上下セットを購入してみた??
上下セットで4,900円?
インプレをサラッと見る限り、良さそうだが…
3日のピンポイント悪天候をこのウェアで乗り切れるか、乞うご期待ッ!!!※身長163cmなので、サイズはMにしました。Sサイズもあったよ! pic.twitter.com/J0zdFK8OIp
— 石川文菜 (@Bun_ayana) 2018年5月1日
ワークマンのウェアの中でも、抜群の人気を誇っているアイテムで、シーズンに入る前に品切れ続出。
今回はこれを実際に1年間使ってみての感想を書いていくので、気になっている人は参考にどうぞ!
※今回紹介しているワークマンの人気レインウェアは、新しく「R-600 レインスーツSTRETCH Perfect」にアップデートされ機能が向上。
今回の内容はこんな方へ
- ワークマンのレインウェアを購入しようか迷っている
- 「ワークマンのカッパって実際どうなのよ?」と気になっていた
- ワークマンの人気の透湿ストレッチレインウェアR-006のレビューを知りたい
- 安くて機能性の良い雨具が欲しい
ワークマン「R-006 透湿レインスーツSTRETCH」の特徴
大雨にも耐えると言われる、耐水圧10,000mm
衣類内の水分を外に逃がす、透湿性は5,000g/㎡ 24h
ストレッチが効いて、突っ張らずに動きやすい
上下セット+収納袋付きで、4900円の価格
デザインも優秀
止水ジップや立体裁断など、細かい配慮がある
簡単に挙げるとこんな感じでしょうか?
もちろんゴアテックスや、専門メーカーの物と比べると機能性やデザインは劣ります。
しかし、上下で4900円という値段で考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いアイテム。
詳しい感想は後で書いていきますが、本格的な山登りなどのタフな環境ではない、ある程度の内容のレジャーや普段使いの用途であれば十分に事足りるスペックかとは思います。
ワークマンのレインウェアR-006を1年間使いまくった感想
カッパとして優秀!雨風をしっかり防いでくれる
1年間レインウェアとして、釣りのあらゆる場面でガンガン使っています。
防水性は高く、雨はもちろん大きな水の塊の波をかぶっても、袖などの隙間などから入ってくる分以外はしっかりと水の侵入を防いでくれました。
フード部分はコードを使って顔周りをキュッと絞れるため、風が吹いた時にフードがめくれることがないのもありがたいです。
ストレッチ&立体裁断でレインウェアなのに動きやすい
個人的に気に入ったのは、レインウェアでありながら動きやすい点。
ストレッチが効いている上に立体裁断が特徴のワークマンのレインウェア。
ルアーをキャストするとき、魚をランディングするとき、ルアーアクションでロッドを動かすとき…他にも釣り場を移動したり船から降りる際にも生地が突っ張りにくく、動きを制限されることがありません。
動きやすいは釣りだけではなく、何をするにしてもありがたい要素。
今っぽいスリムなシルエットでも、ゴワつきが無いのは嬉しいですね。
レインウェアを防寒着にしてもOK!
沖縄へ釣り遠征に行った時…
壱岐へ行った時も…
ボートでの釣りの時にも…
全部雨は降っていなかったのですが、雨具兼防寒着として持っていって活躍してくれました。
レインウェアなので風を通さない上に透湿性もあるため、雨具としてだけでなくちょっとした防寒着にも優秀で、汎用性が高く使用機会もけっこう多めでした。
付属の袋に入れて、小さくまとめることができるので…
雨が降るか降らないか微妙な天気の時や、朝方や日が沈んで寒くなるかも?と言う時は、荷物の中に忍ばせています。
携帯性というのは、最初考えてもなかったのですが、使っていると便利だな実感。
値段も安いので気兼ねなく使うこともできました。
生地は破損や破れもなく頑丈
1年間わりとしっかりめに使いましたが、生地が破れたりジップが壊れたりすることもなく使えています。
地磯で思いっきりコケても破れがなく、魚を絞めたり写真を撮る時に膝をよくつきますがこちらも同様に破れなし。
さらにジップも未だにスムーズに開け閉めできるのでなかなか優秀です。
レインウェアの中に着込む事を考えサイズ感は少し大きめを選択
試着時はLサイズが、タイトなシルエットでちょうどいい感じでした。(175cm/72㎏)
しかし冬は中に防寒着を着込みたいので、LLサイズを購入。
結果としては、これが正解。
冬の寒い日に、雨が降っても防寒着の上からレインウェアを着用できるので、雨も寒さも風も無事防ぐことができました。
サイズ感の参考になる画像がイマイチないのですが…、防寒着を中に来ている時の着用感はこんな感じです。
長時間の雨でも本当に水は染みてこない?
最初の頃は問題ありませんでしたが…
使用頻度が高かったので、外側は撥水性が無くなり、最近は中が濡れている事があります。
これについて店頭スタッフさんに聞いたところ…
水が染みているのではなく、レインウェア内の水蒸気が結露しているのだと思います。
撥水性が無くなった為、水が表生地全体に広がり、レインウェア内の水蒸気が外に抜ける事ができません。
また、水蒸気が抜ける穴に汚れが詰まっている状態も同様に、レインウェア内の水蒸気の結露に繋がります。
その外に出ることができない水蒸気が、レインウェア内に溜まって濡れた状態になっています。
なるほど!
レインウェアにはラミレートが貼ってあるので、生地がボロボロになったり、縫い目のシームテープが剥げたり、耐水圧10,000mm以上の圧が掛からなければ、中に水は入ってこないとのことでした。
ということは、撥水スプレーで生地の撥水性を復活させたり、洗濯して汚れを取るなどのメンテナンスで、機能性の維持ができるようです。
人気のワークマンストレッチレインウェアの個人的な総評
R-006の良かったところ
ストレッチ&立体裁断でストレスなく動ける
価格が上下で4900円と安い
この価格でもしっかりとレインウェアとして使える
フードが絞れて、強風でもめくれにくい
コンパクトになるため、携帯しやすい
軽い防寒着としても使える
変なロゴマーク等もほとんど無く、デザイン・シルエットも良好
こんな感じでしょうか?
少し大きめのサイズのものを買えば、中に防寒着を着ることができて真冬でも使うことができるので、結局オールシーズン使っており、本当に1年間使い倒しました…。
陸っぱりをランガンしたり、磯釣り、船釣りなどなど…これだけガンガン使って、耐久性も良く特に破れや破損する箇所もなく上下セットで4900円。
さらにメンテナンスをすれば長く使えるので、コスパのいいアイテムなのは間違いないかと。
R-006のイマイチなところ
ズボンの裾の広さの調整が細かくできない
価格なりの蒸れ
う~ん…色々考えましたが、イマイチな点ってこんなもんではないでしょうか?
あまり大きな不満はなく、強いて言えばというレベルのものです。
R-006レインスーツSTRETCHの洗濯やメンテナンスについて
情報がなかったので、直接お店の方へ聞いたところ…
洗濯機は使用せずに、漂白剤が含まれていない中性洗剤で、優しく手洗い後陰干し。
乾燥後は、撥水性を上げるために防水スプレー等を使用すればOKです。
生地がボロボロになったり、中のシームテープが剥がれない限りは、水が入ってくることもないかと思います。
熱に弱い為、日向に干したり乾燥機の使用は控えるよう気をつけて下さい。
さらに、魚の表面のヌルヌルや魚・動物の脂に生地が弱い為、もしそれらが付着した場合は水で洗い流したり拭き上げてやると、生地が痛みにくいそうです。
メンテナンスを行えば機能性は安価でも長持ち
価格に対して非常に優れた機能で、コスパに優れるワークマン「R-006 透湿レインスーツSTRETCH」。
最近の雨天時の使用中に、ウェアの中が濡れていたのは、外に逃げ切れなくなっていた中の水蒸気だったようです。
大事なのは何度か使用したら、洗濯して汚れを取る(透湿性を上げる) + 撥水スプレー等(撥水性を上げる)でメンテナンスすること。
これで雨が降っても、しっかり中の湿気を外に逃がすことができ、レインウェアとしての性能を長持ちさせる事ができます。
本格的な梅雨入り前にメンテナンスしなきゃ!
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