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先日カンブリア宮殿でワークマンが取り上げられ、気になった商品がありました。
今夜のカンブリア宮殿は、この冬売れまくり、暖かい!軽い!格安!の防寒ブルゾンを手がける異色のチェーン店「ワークマン」の全貌です。吉幾三さんのCMで“職人のコンビニ”として知られる存在でしたが、今や女性客3割!ベア3%!ユニクロ追撃!と、驚きの進化を遂げています。その秘密に迫ります。 pic.twitter.com/Xss021hzHi
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) 2018年2月22日
その気になったアイテムというのがこれ。
ハイパーV厨房シューズ 滑りにくい靴底
コックシューズとか厨房シューズと言われる靴で、普段油や水で滑りやすい飲食店の厨房等で履かれているもの。
これが赤ちゃん連れのお母さんや妊婦さんから、雨の日でも水が入りにくく滑らないということで、人気が出ていると番組内で紹介されていました。
最近では”ワークマンの滑らない靴”として話題になっているようです。
あれ?水入りにくくて滑らないとか…
釣りにいいんじゃないの…?
実際に履いて、釣りをして試してきたので参考にどうぞ!!
ワークマンの滑らない靴の特徴や種類について
「滑らない靴」ことコックシューズの特徴
コックシューズは”厨房内で履く”ということに特化した靴。
油が染み付いた床でも滑らない特殊なソールと、水回りの作業が多くても中に水が入りにくい仕様になっています。
(防水ではないようです)
そして何と言っても業務用なので価格が安い!(これ大事)
いくつか種類がありますが、一番安いモデルだと¥1900で購入することができます。
ワークマンで取扱のある滑らない靴は3種類
ワークマンに置いてあるコックシューズは全部で3種類。
ハイパーV厨房シューズ
滑らないソールとして、釣りをはじめた様々なジャンルのシューズにもよく採用される”ハイパーVソール”を唯一搭載したモデル。
ハイパーV厨房シューズ 3,300円
α100 シェフメイト厨房シューズ
「シェフメイト」という名前?メーカー?の商品で、価格は¥2500と中間の価格帯。
α100 シェフメイト厨房シューズ 2,500円
CB200 厨房シューズ
ワークマンのプライベートブランドの商品で、最も価格の安い¥1900。
CB200 厨房シューズ 1,900円
コックシューズの3種類に大きな差はなし?
全3種類とも黒・白の2色のラインナップ。
見ての通りどれも外観は大体同じような感じで、店員さんに聞いたところ、機能面でも殆ど変わらないとのことでした。
ハイパーVソールとは?
通常の路面はもちろん、油や水、石鹸水の飛散した状況でも驚く性能を発揮し、そのグリップ力は通常のラバーの2.5倍を上回ります。日進ゴム㈱のワークシューズ、厨房シューズ、スニーカーなどに搭載されさらに近年、釣や各種スポーツ、介護分野、産業用資材でも活躍の場が広がっています。
滑りにくいと有名な、日進ゴムのオリジナルの「ハイパーVソール」。
ワークマンで取り扱っているコックシューズでは、「ハイパーV厨房シューズ」のみハイパーVソールを採用しています。
他の2つの靴はハイパーVソールではありませんが、負けないくらいのグリップ力を持っているようです。
ワークマンで釣り用に滑らない靴を購入!
コックシューズコーナーには、早速カンブリア宮殿のポップが…。
1900円と一番安い、ワークマンオリジナルの商品。
白色はこんな感じ。
「ハイパーVソール」搭載の商品と比較。
左がワークマンオリジナル、右がハイパーVソール。
シルエットは、ワークマンオリジナルがシュッとしており、ハイパーVソールはぽってりとした感じ。
ソールは上がワークマンオリジナル、下がハイパーVソール。
試履したところ、履き心地もそこまで大きくは変わらないので、1900円と安いワークマンオリジナルを購入。
通常スニーカーを26.5〜27.5cmで履いていますが、26.5cmを購入でちょうどいい感じでした。
ワークマンの滑らない靴は釣りにも使えるか実際に履いてきた!
濡れたテトラの上で履いてみた!
行ってきたのはこんな感じのテトラが入った沖波止。
かなりグリップ力が強く、普通のスニーカーだと滑りそうな状況でもしっかりと止まってくれます。
しかし、この日は快晴でブロッグはカラカラに乾いている状態。
ということで、次は雨の日にリトライ。
この日は雨も降る上に波が強く、テトラは海水と雨でかなり濡れています。
が… 想像以上に余裕ではないか!!
全然滑りません!
しかも表面がビニール素材なので、軽く波がかかったり、雨に打たれても中は濡れない。
ただしテトラのブロックのタイプによって違いはありそうです。
ツルツルとした素材のブロックなどの場合は検証が必要そうですね。
オフショアでも!船釣りの時に履いてみた!
船での釣りの時にもコックシューズを履いてみました。(ローカットの靴下を履いています)
オフショアでは船内に波しぶきが入ってきたり、魚のヌメヌメや血が付いて床はかなり滑ります。
でもやっぱり船の上でも滑りにくい!
大物が掛かった時も、滑りにくいのでしっかりと踏ん張りがききます。
コンクリートの時と比べると若干グリップ力は落ちますが、それでも全然許容範囲。
そして、スニーカーだとどうしても濡れたり、魚の血などで汚れてしまったり。
サンダルだと、フックに引っかかったり船内の突起物に当たったりして何度も痛い思いも…。
コックシューズだと、水しぶきくらいでは濡れない、汚れは拭き取ればOK、素足の露出もないとその辺りもまとめて解決してくれました。
ローカットシューズなのが逆にいい!
デッキブーツや長靴だと靴に高さがあるので、春先や秋口の防寒着やレインスーツを脱いだ時に見た目が微妙なんですよね…。
(短パンが好きなので、基本短パンのみかスパッツ+短パン着用)
でもコックシューズだと高さが低いローカットなので、短パン・スパッツ愛用者向けのデザイン。
決してカッコイイデザインとは言えませんが、ハイカットの靴を履いているよりもいいでしょう!
温度調整で防寒着を脱ぐ時、長靴のような脱ぎにくさもなく、サッと脱げて楽なのもいいですね!
コックシューズを釣り用の靴として使う時メリットとデメリット
コックシューズのメリット
油ギトギトの床でも滑らないグリップ力
多少の水跳ねでは濡れない
魚の血や汚れが付いても問題なし
ローカットなので短パンやレギンスもOK
中敷きが取れる
1900円と安い
コックシューズのデメリット
ローカットなので、丈の上からの水は防げない
通気性はほぼ無いので蒸れる
業務用なのでデザインがイマイチ
ワークマンの滑らない靴は釣り用の靴に良さそう!
とにかく通気性が無いので、蒸れることは必須。
なので現状は春・秋で履いていこうかな?と思っています。
かなりグリップが強く、滑らないのに加えて、水や汚れも気にしなくていいので釣り用の靴として思った以上にいい感じです。
ワイズ(靴の幅)が広めで、若干ゆとりがありますが、走っても脱げたりすること無く、緩いと感じる事はありません。
(女性だと少し緩く感じるかも?)
あとはデザインがもう少し良ければいいのですが、釣り用なので個人的にはあまり気にしません。
気になる方へは、スリッポンスニーカーに寄せたデザインのタイプも発売されるようです。
なんといっても価格が¥1900と安価なので、ガンガン履いて履き潰すくらいで使えるのはありがたいです。
是非皆さんもワークマンのコックシューズを試しに履いてみてはいかがでしょうか??
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