先日から人生で初めての花粉症のような症状が出始めていますが、未だに花粉症と信じていないチープです!
(花粉症の薬飲むと落ち着いたので確定なのでしょうが…)
そんなとこで春を感じていますが、海の方も春を迎えてきております。
先日オフショアジギングでヒラマサを狙ってきましたが、近場でも魚が釣れ始めており春を実感。
このオフショアジギングで普段私が使っているメタルジグは、メジャークラフトのジグパラバーチカルシリーズ。
なぜかと言うと安くて釣れるから。
ジグパラバーチカルシリーズには4種類あり、それぞれに特徴があるのですが、今回はその特徴と使い分けを解説していきます。
コスパ最高のメタルジグ「ジグパラ」!
ジグパラバーチカルの種類
オフショアジギング用のジグパラバーチカルシリーズは全部で4種類。
・ジグパラ バーチカル ロング
・ジグパラ バーチカル ショート
・ジグパラ バーチカル イカナゴ
・ジグパラ バーチカル スローピッチ
4種類ありますが、スロージギングは普段しないため「ジグパラ バーチカル スローピッチ」は今回は説明だけ。
ジグパラバーチカルシリーズの特徴
通常オフショアジギングで使うメタルジグの価格は、サイズにもよりますが1,500円〜高いものだと3,000円程するものも。
その中で、ジグパラは4種類とも1,000円を切る価格で販売されており、良心的な価格設定となっています。
(店舗やサイズによってはそうでない場合も)
ジグパラ2本買っても、通常のジグ1本分の金額というのはめちゃくちゃ素敵ですね。
安くても実際に釣れるの?
もちろん価格は安い上に、釣果も問題なし…と言うかかなり釣れます。
ブログの釣行記を見ている方ならおわかりと思いますが、私がジギングで上げた魚の殆どはジグパラでの釣果。
他のメタルジグを使用している人と変わりなく釣れますし、むしろそれ以上に釣れることも。
これ大事。入手のしやすさ。
お気に入りのジグを探して、いくつもの店舗を回ったという経験がある方は多いのではないでしょうか?
ジグパラは多くの店舗で取扱があるので、どこでもいつでも買えるというのは非常に大きな魅力です。
他にも同じ価格帯の安いメタルジグはありますが、この入手のしやすさという点がイマイチなものが多く、店舗に置いていなかったり、ネットで注文しても到着が遅かったり。
その点もジグパラは非常に優秀で、Amazonで購入すれば、翌日もしくは翌々日に送料無料で届きます。(Amazonプライム会員限定)
さすが大手メジャークラフト。
ジグパラバーチカルシリーズ4種類の違いを解説
ジグパラバーチカル ロング
まずは青物狙いの定番ロング。
「太刀魚パターンに最適なロングモデル」とメーカーHPでは書いてますが、イワシ、アジ、サバ等がベイトの場合でもよく釣れ、熊本では8kgサイズのダブルを引き寄せてくれ、先日も7.5kgのヒラマサを上げました。
(ベイトはそれぞれサバ・アジと太刀魚)
青物狙いの時によく使うジグで、4種類の中でも現在これが一番登場回数が多いジグです。
使い方はワンピッチジャーク。
動きはシャクリで横に大きくスライドし、フォール時にはバックスライドと平打フォールが混ざります。
4種類の中でも引き抵抗が少なくシャクリが軽い、使いやすいメタルジグです。
サイズ:100g / 120g / 150g / 180g / 200g / 250g /300g
全6色
オススメする使い方
ヒラマサはロングジグに反応が良いとされるため、ヒラマサ狙いのジギングや太刀魚パターンの時…といいたいのですが…
むしろ青物狙いであれば全般でオススメです。
ジグパラバーチカル ショート
(塗装が剥げてますが10kgオーバーのヒラマサを釣れてきた思い出のジグ)
多くの場面で使いやすいショート。
青物はもちろん、真鯛、根魚、太刀魚等と狙える魚の幅が広い。
こちらもワンピッチジャークが基本的ですが、フォールを意識してのシャクリもOK。
動きは横に飛びますがロングよりは抑え気味で、フォールはセンターバランスなのでゆっくりと平打ちしながら落ちていきます。
以前はロングよりもこちらの方をよく使用しておりましたが引き抵抗が強く、シャクリ疲れる為最近は登場シーンが少なめ。
しかし、使えばやっぱり釣れます。
サイズ:80g / 100g / 120g / 150g / 180g
全11色
オススメする使い方
青物だけでなく根魚、鯛、太刀魚等いろんな魚を狙いたい時に使える万能選手。
ジギングを始めたばかりで、操作がよくわからない時にも◎。
ジグパラバーチカル イカナゴ
「イカナゴパターンに!」とメーカーは謳っていますが、そうでない場合でももちろん釣れるイカナゴ。
平たい形ではなく、棒状でスリムな形状でシルエットは小さめ。
ショートジャークで、ゆらゆらと水面に向かって水中でドッグウォークをさせるようなアクションを行います。
バーチカルシリーズの中でも一番フォールが早い為、深場を攻める時に使いやすい。
玄界灘の水深100m前後で行う寒ブリジギングの時に、グロー系のカラーが活躍してくれました。
アクションは控えめなので、アピールは少ないですが、シルエットを小さくしたい時などにオススメです。
サイズ:90g / 110g / 120g / 150g / 180g / 200g
全7色
オススメする使い方
水深が深いエリアの場合や、イカナゴを捕食している状況。
またはアクションやシルエットを小さくしたい時にも。
ジグパラ バーチカル スローピッチ
最初に書いたように普段スロージギングをしないために、このスローピッチは殆ど使用したことはありません…。
簡単に横を向いて極力、移動距離を抑えた設計。捕食のゾーンが狭い、またはボトムを徹底的に攻めたい時に最適。
形状的には根魚や真鯛なんかがよく釣れそうですね。
価格も安いため、根魚が多い岩礁地帯でも強気でアプローチすることができそうですね。
詳しくは動画の解説をどうぞ。(動画内の6分02秒〜9分27秒あたり)
サイズ:100g / 120g / 150g / 180g / 200g / 250g / 300g
全6色
オススメする使い方
スロージギングでボトムをしっかり攻めたい時や根魚狙いに。
4種類の簡単な比較表
フォールスピード | 引き抵抗の軽さ | スライドアクション | フォールアピール | |
ロング | ○ | ◎ | ◎ | △ |
ショート | △ | ○ | ○ | ○ |
イカナゴ | ◎ | △ | ✕ | ✕ |
スローピッチ | ✕ | ✕ | △ | ◎ |
ジグパラバーチカルシリーズの4種類の中での、それぞれの性能の比較。
こうしてみるとロングとショートはやっぱり印象通りの万能選手で、イカナゴとスローピッチは特化した感じになりました。
コスパだけではなく総合的に優れたメタルジグ
価格、入手のしやすさ、釣果という点で優れるメジャークラフトのジグパラバーチカルシリーズ。
状況に合わせて形状を使い分けることができ、トータルで非常に優秀なメタルジグです。
根掛かりや大型魚によるラインブレイク、はたまたサワラの恐怖等と隣り合わせの状況のジギング。
上達し腕があれば、回避できる事も多いのかもしれませんが、始めたばかりだとそうは行きません。
高価なメタルジグが釣れると言うわけでも無いのが、釣りの魅力の一つでもあるので、ジギングを初めて間もない方にこそ個人的にはオススメですよー!