どーも!チープです!
皆様2017年の釣り納めはいかがだったでしょうか?
そして既に2018年釣り始めに行かれた方もいるのではないでしょうか?
今年も楽しく釣りをしていきたいものですね!
2018年もぼちぼちとブログの更新をしていきますので、よろしくお願い致します。
ということで、帰省の際に熊本で釣り始めのジギングをしてきました。
元々カンパチ狙いの予定でしたが、鰤のいいサイズ(7〜15kg程)が回っているのでそちらに変更とのこと。
しかしかなり難易度が高いポイントのようで、ランブレイクや根掛かりが多い場所らしい。
正直最初は「ヒラマサやカンパチでは無いし大丈夫でしょ!」と思っていましたが…
舐めたらアカンやつでした…。。。
ということでそんな天草ジギング釣行をレポートしていきまーす!
2018年釣り始めは熊本天草で青物ジギング!
釣行データ
2018年1月2日
熊本県 天草地方
晴れ 11.8℃ / 2.0℃
風 向: 東
潮 : 大潮
日の出: 7:20
干 潮: 02:40 / 15:11
満 潮: 09:12 / 20:53
スーパームーンで明るい月夜
実家の熊本市内から集合場所の港のある、天草倉岳まで車で約2時間。
福岡だと10分で港へ到着。
福岡の釣り環境の良さを実感しながら移動していると、なんだか夜中なのにやけに明るさを感じる。
夜空を見ると満月だし、雲も無いから?と思うが明る過ぎる。。。
(後ほど船の中で同船者と話していると、この日はスーパームーンだったらしい!そりゃ明るいわな…。)
事前に電話で「今回のポイントはとにかく根掛かりが多いので、シングルフックがいいですよ!」ということだったので、釣具屋でフックを買い足し港へ到着。
荷物を積んで乗船です。
ポイントへ到着すると難易度が高いということを実感
橋の下を通過。めちゃくちゃ民家も近い。
朝靄が出ており、そう言えば昨年の今頃行った宮崎のサーフも朝靄がすごかったなぁと思い出す。
ポイントへ到着し、まずは朝イチで青物から狙っていきます。
しかし海面を見てびっくり…「なんだこれ??」
鏡のように静かな海面の遠くにモヤモヤとしている部分が。
近づくと…
こんな感じで渦を巻いています。(船の引き波とかではありません)
この付近は海底が大きく凸凹しており、80mから一気に30mまでかけ上がるような地形が幾つもあるとのこと。
その地形に海流が当たり、渦というかこんな感じの流れになっているそうです。
(こういうのを湧昇流と呼ぶんですかね?)
とくに流れが激しい場所はこういう状況。
「この中を流すのか…」
ただでさえ流れが早い場所なのに、この日はスーパームーンのため、より一層激しく潮が動いているため着底が難しい。。。
水深80m付近からスタートですが、200gのジグでも着底が分かりません。
後ろの方は250gを使っていたそうですが、それでも分からないとのこと…笑
さらに着底に気付かず放置していると、根が荒い&流れが早いという極悪コンボで即根掛かり。
サミングの大事さを、年明けそうそう天草の海に学ばせてもらいました。。。
ありがとうございました。
しかし、反応は無く満潮手前の潮変わりのタイミングで太刀魚のポイントへ移動となりました。
太刀魚…群れていない様子
太刀魚ポイントの水深は130m程。
いつもの鯛ラバライトジギングタックルに130gのメタルジグを付けて落としていきます。
こちらは流れも緩く先程よりも水深はありますが、楽々着底は分かります。
後ろの方で早速ヒットしている様子。
自分の方もロッドに変化があり、着底よりも明らかに早いタイミングでラインの放出が止まる。
「これは…」と思いグイ!っと合わせを入れると竿先にズシンと重さが乗る。
深い場所なので、途中でバレないかヒヤヒヤしながら巻き上げると…
2018年の初キャッチは太刀魚からスタート!
やっぱり沖縄のあれとは別物ですね…可愛らしく見える…。
船中で一投目から2本上がりますが、その後は反応なし。
メタルジグに傷も付いてないので、太刀魚の群れが少ないのでしょうか?
潮も動き出す時間となったので、再び青物のポイントへ船を走らせます。
潮変わりで再び青物狙いへ
船も増えており、他の船に乗船している方々も一生懸命竿を上下に動かしています。
しかしこの流れよ…複雑過ぎる…
魚はかけ上がり付近に付いているようで、大きな瀬の真上を流していっているようです。
船長さんの「水深77mから」の掛け声でスタートし、しばらくすると「今から上がっていきます…今60m…50m…40m」と言う声が船中に響く。
※おそらく海底のイメージはこんな感じでしょうか?
多分こういう地形が沢山あって、その瀬の上を通るように流していっているようです。
何度か流していくうちに船の後方でヒット!
「とにかく巻いて!掛けたら勝負!!」という船長さんの指示で思いっ切り巻いています。
上がったのはナイスサイズの寒ブリ!
その後も船の中では寒ブリが上がり、大きいものだと明らかに10kg超えの魚も。
しかし、中にはラインブレイクも数本。。。
ここにきてやっと強引に勝負しないといけない意味を理解。
掛かった魚とやり取りなんてしていると、流れが早くどんどんと浅い場所に行くためラインが瀬に擦れて切れてしまう。
とにかく強引に巻いて瀬をかわす必要がある…ということのようです。
しかも他の同船者は全員ラインを回収しないといけないので、その状況のタフさを実感。
7〜10kgオーバーの青物を掛けてフルドラグで時間掛けずに寄せる…
「魚掛かっても取れるか不安になってきた…。。。」
時合突入も掛けた後のラインブレイクが多発
とにかく底が取れない!
200gのジグをサミングしながら落としますが、着底分からないのでラインの色で判断していきます。
段々と鳥達が騒がしくなり、海面目掛けて急降下する鳥もちらほら見え始めました。
ちょうどそのタイミングで船長さんから「時合に入りますよー!」の声が掛かった瞬間、後ろの方で魚が掛かります!
無事に取り込み が完了し、これもナイスサイズな鰤でした。
そしてその後遂にロッドが食い込みますが、ショートバイトのようでフッキングまでは至らず。
その後も、もう一度アタリがありますがこちらもまたフッキングはせず。
待望のヒット!ダブルフックに変更で奇跡的な掛かり方!
魚からのコンタクトが増え、明らかに魚の活性が高くなっていると実感。
今まで根掛かり回避の為、シングルフックを装着でしたが、短い時合のチャンスを逃さない為にダブルフックに交換。
といっても根掛かりしたら、その短いチャンスを棒に振るので一か八かって奴ですね。
(このメタルジグ新品だったんですが、数時間でこの傷つき具合…)
そして再びシャクっていると「そろそろ駆け上がりですよー」の声の瞬間…
竿が海に飲み込まれるように引っ張られる!
遂にヒット!!!
しかし駆け上がり始めの為ドラグを出してやり取りを楽しむ時間も無く、一気に水深70mから魚を引き上げる。
竿全体にズッシリとした重さを感じ、この重さからなかなかの良型を確信。
「これはヤバイ…間に合わん…」と判断し、竿尻を腹に当ててロッドグリップの先端を握り、ロッドを大きく曲げて腹当てファイトを開始。
「6000円のロッドこんな曲げて折れんのかな?」ちょっとビビリながらも、ロッドを信じてとにかく力強くで寄せます。
段々と上がってきてそろそろ魚体が見える頃、船長からの「水深は今30m!」の声でとりあえず一安心。
両腕に乳酸が溜まっているのが実感でき、もうリールを巻く力が殆どありません。
やっと魚体が見えてくると
おーー!ダブルだ!!…の声。
でもそんな海を覗き込む余力も無く、ネットにランディングする時にやっと魚を確認。
そりゃ重いわけだ…8kgクラスがダブルで付いてる。。。
フロントフックとリアフックのダブルなら分かるが、フロントのダブルフックにそれぞれ1匹ずつなんて、なんちゅうラッキーヒット。
「新年一発目からこんなことあるの?」と心の中でツッコミを入れながら、ホッと安堵感に包まれ、船べりに腰を落とす。
ダブルフックに変えてよかったぁぁぁーーー!!!!
周りからの祝福が心地よかったが、そんな暇なく急いで写真撮影タイム。
船長も小型のクラスなら見たことあるが、このクラスは初めてとのこと。
これは新年そうそう縁起がいいのか?それとも釣運を使ってしまったのか?
(見事次の釣行は周りが好釣果の中、私はボウズだったので後者だった模様…)
その後はしばらくアタリも無く、帰港前に船長さんに魚を絞めて頂いて終了となりました。
天草の寒ブリジギング釣行まとめ
結局この日は船中で7キャッチですが、ラインブレイクは5回。
難しい場所ですが、普段とは違う釣りができたため非常に楽しい釣りとなりました。
アタリは多くないですが、掛かる魚はどれも良型揃いなのもGOOD!
2018年チープの初釣りはラッキーヒットで開幕となりましたが、皆さんの初釣りはいかがだったでしょうか?
今年もブログの更新をぼちぼちと頑張って行きますので、皆さんよろしくお願い致します。
参考道具
ロッドは6000円程で買ったアルファタックルのもの、リールは中古の1万円で買ったTailwalknoのクロシオ43PGで楽しんでます。
アルファタックル(alpha tackle) CRAZEE JIGGING S63M 69521
カツイチ(KATSUICHI)デコイ DJ-88 ツインパイク 3/0