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タングステンジグのすゝめ。特徴と使用する状況を解説!スーパーライトジギングでの必須アイテム!

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最近スーパーライトジギングにハマっているチープです。

 

 

というのも夏のイサキジギングをきっかけに、その手軽さと釣れる魚種が豊富だったり、ライトタックルでのやり取りの楽しさを実感!(あと楽ちん)

 

で…使っているメタルジグというのは、普通の鉛製のジグはもちろんなのですが、タングステンジグの登場回数が多めです。

そんな高いジグ使ってどこが「チープフィッシング」なんだよ!

 

…と自分でも思ってしまいますが、これじゃないと成立しない場面もあるし、やっぱり釣れるんだよなぁ…。

ということで今回は、タングステンジグの特徴と使うと効果的な状況を解説していきます。

タングステンジグの特徴

そもそもタングステンって何?

タングステンとは金属の1種で、特徴は比重が大きく高い硬度をもっていきます。

要するに重くて硬い金属。

 

比重は「金」の19.32に匹敵する19.30もあり、全元素の中で最も比重が重いとされる「オスミウム」の22.57にも迫る事から、どれくらいすごいかが分かる。

ちなみに一般的なメタルジグに使用される「鉛」は11.30(タングステンの方が1.7倍も重い)で「鉄」は7.87。

 

また硬度はダイヤモンドのモース硬度(物質の硬さを示す数値)が硬度10に対して、タングステンは硬度9というこれまたダイヤモンド迫る硬さを誇っている。

さらに金属の中で最も高い融点を持っており、その温度は摂氏3380度。

もう訳が分かりません。どんだけ熱いんだよ。

 

重くて硬い上に加工がしにくい金属…それがタングステン。

そりゃー柔らかくて加工がしやすい鉛より、値段が高くなるのはしょうがない。

しかもレアメタルなので尚更しょうがない。

タングステンジグを使うことによるメリット

そんな高価なタングステンを使うメリットって何なのよ?というと…

 

それは…鉛と同じ重さで小型化が出来る。

 

 

これだけ…これだけなんですよ…。

 

でもこの一点でものすごい恩恵があります。

空気抵抗を受けにくいので、飛距離が伸びる。

水や潮流による抵抗を受けにくいので、着底が早い。

大きなジグでは口を使ってくれない魚が反応してくれる。

アクションさせる時も抵抗を受けにくいので、楽に動かせる。

シルエットを小型化できるだけでも、これだけのメリットが出てくるんです。

タングステンジグのデメリット

デメリットは値段が高いということ。

比重が鉛の1.7倍あるなら、価格もそれに妥当する程かそれ以上の差。

それに伴い根掛かりが多いポイントでは怖くて使えないのも欠点でしょうか?

(そんな場所でもガンガン使う方もいますが…羨ましい…)

 

それともう一つが、比重が高く落下速度が早いため、ゆっくりとジグを魚に見せたい状況には向きません。

タングステンジグを使用する状況は?

そんなタングステンが最も効果を発揮する状況は…

 

 

深場や流れが早い時に魚が小型のベイトを捕食している時。

 

 

鉛の小型のジグだと底が取れない、もしくは狙った場所に流せない。

大型のジグを付ければそれはクリアするけど、捕食しているベイトとサイズが違いすぎる。

そんな時にタングステンジグを落としてやれば圧倒的な釣果に繋がります。

タングステンジグを実際に使い込んでみて

シルエットの小さいジグだと狙える魚種が豊富!

今まで青物を狙ったジギングのついでに釣れていた魚達。

イサキや真鯛、根魚等など。

青物用の大きなジグでは反応しにくい魚達でも、タングステンジグであれば積極的に狙って釣ることができます。

実際に真鯛を狙うタイジギングや、イサキを狙うイサキジギングに使われるメタルジグはタングステン製のメタルジグが多く揃っています。

おまけが付いてくる

本命を狙っていてもいろんな魚種が食ってくるので、おまけがよく釣れます。

イサキ狙っていてサワラや青物、平目が釣れたり…、逆に青物狙っていて根魚、真鯛が釣れたり…。

1人で9種目を達成した日もあるくらい、シルエットの小さいジグというのは小魚を捕食している魚達に有効です。

 

おまけと言うには贅沢過ぎですが、とにかく本命以外もよく釣れるため、クーラーの中の魚種が豊富になり楽しいです。

活性が低い時でも口を使ってくれる

ジギングで青物を狙っていて活性が低いのか、ベイトサイズが合っていないのか反応が無い。

しかし、タングステンジグに変えたところ一発!…というのが今まで何度も。

 

普通のメタルジグに反応する青物は活性が高い魚が多いので、最初に鉛のジグを落として、反応しない魚をタングステンを落として釣っていくというローテーションが効果的です。

 

タックルボックスに一つあると、引き出しが増えるため、持っておきたいメタルジグです。

深場でもライトジギングが成立する

ここ最近70〜90m、たまに100m近い水深でタングステンジグでジギングを行っています。

そのような状況では、以前までは大きめの鉛のジグをヘビータックルを使いシャクっていました。

 

しかし、最近はライトタックルにタングステンジグをセットして、だらだらとただ巻き、もしくは軽くシャクるだけ。

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これでというかこちらのほうが多魚種が狙える上に、ちゃんと青物も釣れる。

さらに、ジグの引き重りも少ない為とにかく楽。

 

今までは数少ない青物の反応に混じり、その他の魚種がたまに反応してくれていた感じ。

しかしライトタックル&タングステンジグに変えてからは、数多くのその他の魚種に混じってたまに青物が反応してくれています。

 

深い場所でもジグのシルエットが小さいというのは非常に有効で、いろんな魚が口を使ってくれて楽しい上に、大きなジグをゴツいロッドでブンブンしなくていいので体力的にも負担が少ないです。

高価なタングステンジグを安く買うには?

しかしやはり高い…。

自分でこれだけメリットを書いといてなんですが、今でも買う時にすごく悩むし気が引ける…。。。

ということで少しでも安く買いたい方へ。

おすすめはAmazonでの購入

日によって値段が上下しますが、サイズやカラーによっては掘り出し物がある時も。

つい先日まではダイワのTGベイトピンク100gが約1,200円。(2017/10/05現在は2,356円)

今はTGベイトブルピン60gが約1,300円。(2017/10/05現在)

他には先日までシマノのTGペブル 100gで約1,300円(2017/10/05現在は1,972円)だったりと変動がありますが、こまめにチェックすると鉛のメタルジグとあまり変わらない値段で買うことが出来たりもします。

タングステンジグは一つは持っておきたいメタルジグ

ここまで書いといてなんですが、タングステンジグがどんな状況でも絶対に良いとは言えないのが釣りの面白さ。

食い気のある青物には普通のメタルジグでアピールさせた方がいい場面があったりと、状況に合ったルアーを使う事が大切。

 

しかし、必ず強烈に効く場面が出てくるので、一つは入れておくことをおすすめしますよー!

特にイサキジギングでは有効な状況が多いので、イサキ狙いのお供にぜひどうぞ!

 

 

 

 

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