まだまだ厳しい寒さが続きます。
この時期、北部九州で盛り上がる釣りは呼子でのツツイカ釣り。
呼子といえばイカの姿造りが有名ですが、その姿造りにされるイカが、この時期堤防や港で手軽に狙えちゃいます。
普通に呼子で、イカの姿造り定食を食べようと思うと2500~3000円程(もちろん定食なのでイカだけではありませんが)の料金。
そんな美味しいイカが、手軽にしかも簡単に数も狙えるとあって、とても人気の釣りです。
今回はそんなツツイカ狙いのライトエギングの釣り方を紹介していきます!
手軽で楽しいツツイカエギング
ツツイカとは?
エギングでの人気ターゲットの、アオリイカやコウイカでないイカの種類。
ヤリイカやケンサキイカ、スルメイカ、ついでに最近人気のターゲットのヒイカ(ジンドウイカ)等のイカ達がツツイカと呼ばれます。
細長く体の、よく食卓に上がる、一般的なイメージの形のイカです。
ツツイカがエギングで陸っぱりから狙える時期は?
地域によって違い、夏がシーズンのとこもあれば冬がシーズンの地域もあります。
またイカの種類でもシーズンは異なりますので、釣り場付近の釣具店で聞いてみると分かるかと思います。
先日行った呼子でのシーズンは冬です。
大体毎年1月~3月までといったところでしょうか?
釣り方は?
一般的なエギングでも問題なく釣ることが出来ます。
ただ、エギのサイズを少し落とし1.5~2.5号くらいのサイズがオススメです。
ラインの太さはPEを0.6~0.8号、リーダーはフロロの1~2号(4~8lb)程。
リールは2000~2500番。
ロッドはエギングロッドがベストでしょうが、私はシーバスロッドでやっていますし、バスロッド、アジングロッドやっている方もいますので、あまりこだわらなくてもいいかと思います。
地元で人気は餌巻きエギ(邪道エギング)タイプ!
呼子でよく見るのは通常のエギではなく、餌巻きタイプのエギ。
邪道エギング等と言われています。
ツツイカは餌巻きの方に反応がいいやら、アオリイカに比べて足が短い為、フッキングしにくく餌を付けることでエギを抱かせる時間が長くなる‥等など
いろいろと言われますが、とにかく通常のエとに比べて釣れます。(もちろん通常のエギの方が反応いいときもあります。)
やり方は簡単で、エギにワイヤーで餌(キビナゴや鶏のササミ、魚の切り身等)を巻いて、後は通常のエギング同様キャスト後沈める~シャクる~沈める~シャクるの繰り返しです。
これでしっかりと初心者でも釣れちゃいます。
邪道エギングの釣り方を解説
装備は上を参考に準備。
エギはこういったタイプが餌巻き専用で使いやすいです。
KEYSTONE(キーストン) ルアー エギ 早福型/邪道編 フルグローホワイト 3.5号 V1
上が平になっている為餌が載せやすいです。
通常のエギでもワイヤーで、問題なく巻きつけることが出来ます。(餌がずれやすいです)
が‥初めての人は餌巻タイプのエギを使ってみましょう!
狙う時間帯は夕マズメ~朝マズメまで。
昼間も出ますが、夜の方が出やすいです。
ポイントは潮通しの良い港や漁港、防波堤から狙います。
常夜灯の周りは1級ポイント。
エギに餌を巻いたらキャスト。
キャスト後は沈めて、ボトムを取ります。(ラインがでなくなるもしくはカウントダウンで底取り)
ボトムが取れたら、軽く2,3回シャクってエギを水中で跳ねさる。
そこからはカーブフォール(ラインにテンションを張ったままのフォール)で沈めて、再度2,3回シャクるの繰り返し。
フォールの時間は10~30秒‥というかその条件で違いますのでいろんな時間で試して、反応があればそれに合わせていきましょう。
このフォール中にイカはエギを抱きます。
これを繰り返していきます。
アタリの出方は明確に「グイン」と出る時や、ラインが不自然に引っ張られていくだけもありますので、そのときに合わせます。
フォールの後にしゃくったら乗ってた!なんてこともしょっちゅうです。
‥これだけです。簡単ですね。
まとめ
上に書いたようにシーズンは地域で違います。
釣れていれば釣具屋さんに情報が上がるはずなのでこまめにチェックしましょう。
釣れ始めた時期になれば、群れで回遊しているので、時合が重なれば連続ヒットも珍しくありません。
比較的に簡単に釣ることができるこのゲーム。
アオリイカがエギングで釣れなくて、「エギングは苦手‥」と感じている方にすごくおすすめです。
(私自身の事です‥。。。)
まずはエギングで、イカを釣るイメージを作りたいときに是非行ってみて下さい。