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陸から釣れる日本最大級の大物!宮崎の巨大魚オオニベを釣るには?

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初日の出を眺める人々

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年末年始は宮崎へ行くのが恒例となっているチープです。

その理由は、宮崎の巨大魚オオニベを釣るためで、数年に渡り何度もトライをしている最中です。(全然釣れていませんが…)

 

釣りをしていない人にしてみれば、年越しの時期に泊まり込んで、しかも釣れない釣りを寒い中して何がいいんだ?と思われているようですが、オオニベはそれだけの魅力がある魚。

ロマンたっぷりで、一本釣れれば今までの苦労はチャラみたいなもんです。

今回はそんなオオニベ釣りに数年通ったチープが、タックルやルアーなどの道具やオオニベについて解説していきます。

宮崎の巨大魚!オオニベについて

オオニベとは?どんな魚?

水族館のオオニベ

マリンワールド海の中道のオオニベ

オオニベというのは1m前後、大きいものだと1.5〜2m程にもなるニベ科の大型の魚。

同じくニベ科のグチ(イシモチ)の親戚みたいな魚ですが、桁違いで大きくなり、重さでいうと20〜30kg…もしくはそれ以上にもなるようです。

あまり馴染みのない魚ですが味も良いらしく、日本よりも韓国で人気があるようで、刺し身や鍋にして食べるようです。

(宮崎に行った時スーパーなどを見て探しますが見つらず…早く釣り上げて食べてみたい…)

釣り方と釣れる場所とシーズン

砂浜に来るたくさんの釣り人達

元旦には釣り人と初日の出を見に来た人でいっぱいになる

船釣りでも陸からでも釣ることができるオオニベ。

船からだとジギングや落とし込み(中層でベイトを付けてそのまま落とし込む釣法)で狙うことができます。

陸からの場合は、冬の11月末から2月頭くらいにかけて餌となるベイトと一緒に浅場に上がってくるため、このシーズンのみサーフからの釣りが成立する。

 

船でも陸からでも狙えるオオニベですが、どうせなら是非陸から掛けたい…!という思いが。

というのも、水圧変化に弱いオオニベは、船からの縦での釣りでは浮き袋が膨れるため。水深の浅い陸から釣って、巨大な魚体から出される全力の走りを体感してみたいものです…。

 

釣れる場所は、大分や高知、千葉などの太平洋に面する場所で釣果を聞きますが、現状本格的に(陸から)狙うとすると魚影が濃い宮崎で狙うのが一般的で、シーズンに入ると広大な宮崎のサーフへ大勢の人が集まります。

サーフの巨大魚オオニベを釣るには?

オオニベ釣りのタックル

タックルを手に持って海を眺める

ロッド:9〜11ftのシーバスorヒラスズキorフラットフィッシュのロッド

リール:3000〜4000番を目安に、使用するラインが200m以上巻けるもの

ライン:PE1号〜2号(1〜1.5号を使っている方が多い印象)

リーダー:7号〜12号(25〜40lb)

一応この辺が道具選びの目安になるかと思います。

私が使用しているのはこんな感じ。

ロッド:タカミヤ ・リアルメソッド/ SEABASS−GR HIRA SPECIAL 1100H

リール:PENN / コンフリクト3000

ライン:DUEL / Super X-wire8 1.2号 300m

リーダー:DUEL / H.D.カーボン 船ハリス 10〜12号

高価な道具を使っているわけではありませんが、ロッドとリールにはある程度の剛性があるものを。

魚のサイズは運次第で、1.5mクラスが掛かったりすると、ファイト時間は数十分にもなるようですので、ファイト中に破損する恐れが低いものを選びたいところ。

また、ラインキャパは200mでもいいと思いますが、もしもを想定して300m巻いています。(下の動画ではヒデはやしさんは380mほど巻いていたようです)

ルアー選びについてとおすすめのルアー

サワラ一歩手前のサイズのサゴシ

オオニベ釣りの外道で掛かったサゴシ

オオニベ釣りでよく使われているルアーは、メタルジグ、メタルバイブ、シンペン、ミノーあたりが一般的。

 

数年前にオオニベが連発したということで、バスデイのバンジーショットは特に人気のようで、実際にここ数年の釣り場で使っている方もよく見かけます。

その他でいうと、シマノのスピンビームやサイレントアサシン、ダイワのリアルスティール、DUOのフリッパーなども比較的見ることが多いルアーです。

 

オオニベ釣りの必須アイテム

砂浜に立つ足元

ウェーダー

サーフでの釣りの必需品。

無くてもできないことはないですが、装備しての釣りが基本となります。

サーフなので、フェルトソールではなくラジアルソールでもOK。

フローティングベスト

ウェーダーと合わせて必須なのがフローティングベスト。

波や離岸流に足を取られる恐れがあり、ウェーダーを装備しているとなると安全対策は万全に。

また、ポケットも多いため、ルアーや道具などを入れる収納の面からも必須です。

フィッシュグリップとプライヤー

オオニベの歯は鋭く、外道でもサゴシや真鯛が掛かることがあるため、ランディングの際は怪我防止にフィッシュグリップを使用します。

フックを外す時はプライヤーも用意…ってこの辺は当然ですね。

温度調整のしやすい防寒着

いくら南国とはいえ、オオニベのシーズンとなる真冬の朝晩はかなり冷え込む宮崎。

しかし日が昇ってくると一変し、サーフを釣り歩くのと合わさり、時には汗が出るほど暖かくなります。

レイヤリングなどを行い、気温に合わせて温度調節のしやすい服装がオススメです。

折れない心

冗談抜きでオオニベを釣るにはこれが本当に大事で、何もないサーフで延々と投げ続けるのは根気が必要。

オオニベ以外の魚(ヒラメ・ヒラスズキ・真鯛など…)も魅力的な宮崎なので、そのへんが掛かればありがたいのですが、大半の方はアタリすらなく終わっていく難所の宮崎サーフ。

(実際に私は4年ほど通ってやっとサゴシ1本釣り上げたのみ…下手くそ!)

現地の人が言うには「オオニベ釣りは宝くじみたいなもん!」だそうです。

オオニベの食べているベイト

一番条件が良い時はグチ大量に入っている時。

このグチを餌釣り師がよく上げていたり、ルアーを引いている時に掛かってくるくらい魚影が濃いと大チャンス。

dsc_2411

あとはヒイラギ・サッパ・メッキなんかもよく見かけ、このへんもベイトになっているようです。

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オオニベ釣りのポイント選び

初日の出を眺める人々

あまりここでは書けませんが、宮崎市内の釣具屋さんに行けば教えてくれると思います。

宮崎市内から車で20〜30分の範囲で、ポイントはいくつもあるため、ベイトの状況に合わせてポイントを選ぶようにするのがいいかと。

サーフで地形に変化のある場所や離岸流がある場所を探して行くのが基本となります。

ロマンたっぷりのオオニベ…釣り場に立たないと釣れません

宮崎サーフの日の出

国内の陸から狙えるターゲットでは最大級のサイズになるオオニベ。サーフからの釣りのため、走らせるファイトが基本で、シーバスタックルで狙えてしまうのも魅力の一つ。

真冬の広大なサーフに、全国から集まるたくさんの釣り人が入る光景も圧巻です。

 

また外道もどれも魅力的で、釣友が72cmのヒラメ、すれ違った釣り人が70cmは越えてたであろう真鯛を持ち歩いていたり、他にもマゴチ、スズキ、ヒラスズキ、青物なんかもも掛かるようです。

ちーぷ
宮崎サーフのポテンシャルの高さよ‥素晴らしいじゃないか!!!

一体いつ釣れるのかわからないオオニベですが、いつかは釣ってみたいものです…。

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