今回は冬の釣行時の必需品となる防寒着の紹介記事です。
メーカーものでなくてもデザイン・質共にいいものがある時代になりました!
釣り具メーカーのものは高い
DAIWA、SHIMANOを筆頭に今はたくさんの釣り具メーカーが出てきておりますが、防寒着ってけっこういい値段します。
その分もちろん機能性やデザインは良く、プロスタッフ等が着ているのを見るとかっこ良く見えます。
が!!
当然ながらDAIWA、SHIMANOの物は高いです。
高機能に特化しているはずの登山メーカーの奴より高価じゃないか?と思ってしまう時も…。。。
シマノ XEFO・GORE-TEX PRESERVER SUIT RB-213M プラチナ M
↑うひょー!こんなん買えません…orz
巷ではなんちゃってアウトドアウェアでお馴染みのユニクロは、値段とデザインでけっこう健闘。
ある程度の寒さまではいけますが、極寒の真冬の中での釣りとなるとやっぱり力不足…まあそもそもが街着だもんな…。
なにかいいものがないかと探していた時…あるものに行き着きました。
作業着はコスパが素晴らしい!
そう!それは作業着です!
屈強なタフガイ達がハードな環境下でも耐えぬくために身にまとう服…いや戦闘服!
「ウェアなんて横文字使いおって馬鹿者がー!」とどこからか聞こえてきそうです…。
過酷な環境を想定して作っているものが多くなかなかどれも機能性が良さげ。
防寒の上に防水機能まで付いて上下で1万円以下のものも多く、余ったお金で道具も買えますし遊漁船にも乗れてしまいます。
なんと恐るべし作業着…。
検索するとかなりの量が出てきますので、ネット上のいろんなレビューを比べ個人的に最後まで迷った2つの商品を紹介いたします。
ワークマン イージス
一つ目は作業着の大型店で有名なワークマンから、冬場に売れに売れている商品の「イージス」。
2,3年ほど前からバイク乗りの人達の間で話題になり、2ちゃんなどでもスレがたったり、いろんなブログでも紹介される程。
その後は、バイク乗りの人達だけでなく、アウトドア、釣り周辺にも口コミが広がり大人気となった。
あまりの人気のため、元々4800円で出されていたが、5800円‥6800円と毎シーズン値段が上がっている。(それでも安いが‥)
人気の秘密はまずその機能性。
「イージス」を着ていれば、下は薄着で真冬にバイクに乗っても寒くないと言われるほどの防寒性能に、耐水圧10,000mmの防水性能、さらに透湿機能まで付いているという高機能。
さらにデザインも作業着にありがちな野暮ったいものではなく、もう少しスポーツ寄りなデザインになっており、このへんも人気の秘訣かと。
しかし、人気過ぎてシーズンに入ると売り切れ続出のようですし、値上がりがどこまで続くのか気になるところ…。
※2017年11月15日追記
オンラインショップでの販売が遅れていた2017年版「ワークマン イージス 透湿防水防寒スーツ」ですが、公式より11月末に発売開始のアナウンスがありました。(実店舗では先に販売開始していたようです)
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イージス透湿防水防寒スーツ 6,800円
MAKKU サーモセイバースーツ(THERMO SAVER 防水防寒スーツ)
管理人がイージスと悩んだ挙句に購入したものがこれ。
購入の決め手はイージスの上をいく価格の安さからのコスパの良さ、「レインメーカが作った防寒レインスーツ」という謳い文句と、あとはあまりネット上に情報もなかったので人柱になる覚悟実際どうなのという好奇心から決意。
まずはなんといっても価格。
店舗により違いますが、4800~5800円前後と激安です。
もちろん上下セット。上下セットの防寒着が5000円程で買えるなんて正直驚きです。
機能面も問題なし。
防風機能に加え、耐水圧10,000mmで縫い目も裏面でテープ加工されているから防水機能もバッチリ。
首元はかなり高くなっておりネックウォーマーもいらないのでは?と思えるほど。
もちろん作業着なので、動きやすさは言わずもがな、耐久性も優れています。
それでいてデザインもイージスに引けをとりません。
以前の作業着や雨具のイメージとは違った、今風のデザインとなっています。(グリーンとブラックのレパートリーがあるようです)
サーモセイバーを実際に買ってみて
あまり派手な色は好みでなかったため今回はブラックを購入しました。
サイズは車中泊で着用のまま寝るだろうと考えて、ゆったりめなLLサイズを購入。(175cm/65kg)
結果としては確かにゆったりできましたが、すこし大きかったなという印象。
175cm/65kgの自分の体型であればLサイズ、あまり緩いのが好きでは無い方はMサイズでもよさそうな感じです。
気に入ったのはこのリストガード。
釣りをしていると手袋ってあまりしたくないのでずが、ある程度まではこれだけで凌げます。
12月の極寒の玄界灘の船での釣行時もほとんど手袋外してこれだけでした。
その反面、正直ズボンには防水性能もたいしてなく、ポケットも無いためあまり期待しないほうがいいです。
総評としては、防寒機能はバッチリ。
首元、手元からも風が入ってきません。
ネックウォーマーも手袋もほとんどしませんでした。
防水面も、船の上での釣りで波かぶったり、ある程度の雨なら問題ありません。
ただ、豪雨とかになるとちゃんとしたカッパが必要になると思います。
耐久性もジップが壊れやすそうな印象もなく、けっこう膝付いて作業したりしていましたが、膝部分に補強がされており破けたりはありませんでした。
これを着て、年末から年明けにかけてにオオニベを狙いに宮崎のサーフから3日間朝マズメ~夕マズメに投げ倒しましたが、動きにくさや重さでストレスを感じることはありませんでした。
あと嬉しいのが、上着のみですが針が刺さりにくい素材であること。
素材自体はポリエステルですが、防水加工でしょうか?表面にコーティングがされているので、通常のポリエステルよりはるかに針などが刺さりにくいようになっています。
ただ唯一の不満点となったのは透湿性の無さ。
毎回着た後は中身が湿っていて、使用後は裏側を向けて干していました。
ただ、透湿性を謳っているイージスでも同様の現象はあるようなので、こういうとこはゴアテックでも無い限り厳しいのかもしれません。
強いてもう一点不満点を挙げるなら、ポケットがもう少し欲しかったかな。
ズボンにポケットがなかった分、胸とかにあればよかったです。
まとめ
「MAKKU サーモセイバースーツ(THERMO SAVER 防水防寒スーツ)」はトータル的にみてかなりいい商品でした。
値段も激安で機能面もこれだけあれば、イージスにも負けていません。
(といっても同じワークマンで取り扱っているみたいなので実際に店舗で見比べてみるのが一番ですね。)
釣り人はもちろん、バイカーやスノボウェア、通勤通学、その他作業等の用途でも活躍してくれるかと思います。
気になってたけど情報があまり出てこなかった…という人は参考にしてみて下さい。
※2016/6/26 追記 防寒について大切なことをまとめた記事はこちら ↓
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※2016/10/7 追記 イージスの新作の記事はこちら ↓
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