東南アジアは独特のカオスな雰囲気があります。
その中でもびっくりしたのがエビの釣り堀!
絶対に日本にはないゆるーい雰囲気でとっても繊細な釣りをしていきます。
今回はこのエビの釣堀を紹介していきます。
東南アジアのディープスポット!エビの釣り堀
大人から子どもまで楽しめるエビ釣り
私がエビ釣りを経験したのは台湾(東南アジアではないですが…)と今回のタイですが、他にもマレーシアやシンガポールにもあるようです。
国によって多少の違いはあれど、タイと台湾に関してはほとんど同じでした。
どちらの国でも一昔前に流行り、街中でもカップルやファミリーが楽しんでいました。
しかし、物価の上昇とともに地価もあがり、街中でのエビの釣り堀の数は少なくなりましたが、まだまだ都心部から少し離れた場所では楽しめます。
(台湾はまだ街中にもありました→コチラ)
こういう雰囲気の場所で周りには手練の人たちがいますがみなさんすごく優しく、釣り方を教えてくれたりたまにエビを分けてくれたりしてくれます。
この中にエビが沢山入っていますが入っているエビはどの国もオニテナガエビという種類です。
これなんでも世界最大の淡水エビのようでかなりデカく、味も抜群に美味しくてビックリ。
(体験して食べた人は本当にみんな口を揃えて美味しいと言うからさらにビックリ)
養殖が盛んでレストランや市場でもよく見かけます。
ハサミがかなり長く、なんでもハサミを入れて全長1m程(マジかよ!)の個体もいるようですが、流石にそんなやつはここにいません。
それでもハサミを入れなくて、体だけでiPhone6plus本体くらいの大きさのやつがアベレージサイズ。
釣り上げたエビは網に入れておき、ほとんどの店舗がレストラン営業も行っているため、そこで調理してもらえます。
台湾では塩焼きの時は自分達で洗って、塩振ってコンロで焼きましたが、タイではお店の方が焼いてくれるようです。
塩焼き以外ではその国ならではの調理方法で調理して食べることができます。
(塩焼きは無料で、調理の場合は有料です)
タイで今回行った釣り堀
「ムーカタ チャルンナコン」という場所へ行きました。
住所 : Charoen Nakhon Soi 16, Bangkok
今回はアソーク駅から電車で行きます。
BTS1(高架鉄道)のアソーク駅からサイアム駅まで行きます。
BTS2に乗り換えてクルントンブリ駅まで行きます。
(移動費は忘れましたが数十バーツでした)
クルントンブリ駅からは歩いて5分ほどで着きます。
着いたら受付をし、釣行時間を伝えて道具を借ります。
セッティングはスタッフの方がしてくれるので、あとは餌をつけて待ちましょう。
(台湾の時に感じましたがこの釣りはタナ取りが重要でしっかり底を取るために、ここはスタッフに任せます)
餌はなにかのレバー?心臓?臓器っぽい何かです。(笑)
ビール飲んだりつまみを食べながら待っているとそのうち浮きが沈んだり、引っ張られて動きます。
しかし、早合わせは禁物。
沈んでもしばらく待って、竿を軽く少しだけ引いてみましょう。
重みを感じれば合わせてゆっくり引き上げます。
さすが最大の淡水エビだけあって、引きも重みもなかなかのもの。
ばれないよう慎重に取り込むと‥上がってきたのはなかなかのサイズ。
飯を食ってる間に浮きが沈みもう一本。
かっこいい‥
しかし、あまりポンポン当たるわけではなく、4人で2時間やって3本のみ‥orz
台湾でもそうでしたが釣れる数は店舗によってかなり違いが出ます。
あと合わせるタイミングが意外と難しく、現地の人たちが釣れてるのに自分たちは釣れないというのもけっこうあります。
今回も「明らかに通いつめてんなこの人‥」って感じの人はたくさん釣っており、袋いっぱいに美味しいエビを持ち帰っていました‥orz
釣れたエビをトムヤムクンにしてもらった!
今回釣ったエビ3匹を調理してトムヤムクンにしてもらいました!
ここのトムヤムクンですが、一緒に行った現地の人もかなり美味しいというくらいにめちゃうまなトムヤムクンでした。
むしろトムヤムクンがというより料理全体がレベル高かったです。
まとめ
参考:2016年5月25日現在の為替レート 1バーツ=3.08円
釣りの料金は1時間100バーツで2時間やったので1人200バーツ。
道具、エサ代もついてきます。
トムヤムクンは、エビの数が少なかったので調理料はかからずにトムヤムクンのお代の150バーツのみでした。
しかしそれなら普通にトムヤムクンを150バーツで頼んで(通常でエビが入っているため)、釣ったのは塩焼きにしてもらえばよかったと後悔‥。
なぜならこのエビかなり味噌の量が多く、トムヤムクンだとそれが分かりにくかったためです。
皆さんが行くときの参考にしてみてください。
あと釣りをしていると、水槽の中にエビを追加する放流タイムが1時間に1度あります。
そこがチャンスタイムとなるので放流の時にはできるだけ近くの場所に場所を取り、仕掛けを投げておきましょう。
このタイミングはかなり重要ですので逃すことがないように気をつけてください。
かなりゆる~い雰囲気で行うエビ釣り。
東南アジアに行った際は、釣りを楽しんだ後にエビ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?