メタルジグはロスト多いのにけっこう高い!
でも自分で作れば安上がり&釣れた時の気持ちもサイコー!ってことで作ってみたメタルジグ。
型さえ出来れば後は量産するだけなんで市販の物を型どるのが普通ですが、今回はいろいろあって3Dソフトを駆使してデザインから作っています。
といったところで前回の続きから‥↓
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デザインから自作メタルジグを作ってみた(必要なものリスト)その1
メタルジグって鉛の塊なのにそれなりの値段がします。 その上ボトムを取ったり、タチウオ、サゴシのシーズンはロスト率も高めです。 そのような理由からけっこう自作されてる方は多いみたいですが、既成品の型をと ...
3Dプリンタでオリジナルメタルジグを作ってみた!前回からの続き
鉛を流し込む
型が出来上がれば、次はメタルジグの本体となる鉛を流し込んでいく。
➀鍋に鉛を入れて、ガスコンロでガンガン加熱し鉛を溶かしていきます。
ちなみに鉛が溶ける温度が300度ぐらいのため、普通のIHコンロでは溶けません。(確か最高でも200度前後)
なのでガスコンロでの加熱が必要です。
鉛が溶けた煙を吸い過ぎると体に良くないので必ず換気等をして作業をしましょう!
➁鉛を型へと注ぎ、しばらくして型の中の固まった鉛を取り出す。それを3回ほど繰り返し、型を温めていきます。
(画像のようにしっかりと軍手をして、板で型を挟み、太めの輪ゴム等でしっかり止めて鉛を流し込んでください)
➂芯となる金具を型の中にセットし、温まった型に➁と同じように鉛を流し込み、20秒程待つ。
固まって中を開けるとこんな感じ。
(その1の最後のシリコン型に注ぎ口と空気穴を開けるってのはこの画像を見てもらえばなんとなくイメージできる‥かな‥?)
➃ ➂の手順を繰り返して大量にジグの原型を作っていきます。
※注意点は空気が入らないようにすること。空気が入ると出来上がった時の鉛の形が崩れます。
完成までもうすぐ!
後は画像を撮り忘れてしまったので手順だけ‥
➀メタルジグの鉛がはみ出してしまっている余分なとこをカットし、細かいとこは金属用のヤスリで削っていきます。
➁形が整ったら、ホロシートをジグの形に合わせてカットし、貼り付けていきます。
(100均のホロシートは伸びが無く、使いにくかった‥ちゃんとした物のほうが綺麗に貼れました。)
➂色がつきやすいように一度エアブラシ(筆でも可)でトップコート(しっかり2液を合わせて)を吹き付けていきます。
➃乾いたらエアブラシで今度は塗料を吹き付ける。好きな色に塗りましょう!
ここがやっぱり自作の醍醐味?いつもの実績のあるカラーもよし!
水玉やゼブラ柄など普段絶対無いようなカラーリングにするもよし!
(ちなみに私は無難なカラーリングを選んでしまった意気地なしです‥orz)
➄乾いたら目玉をボンドでくっつけて、こちらも乾いたら最後にもう一度トップコートを吹き付けて出来上がり!
ついに!完成!!
ドドン!!
ってな感じで出来上がりました!
う~ん‥素晴らしい!デザインから作っているので完成時の感動が大きいですね!
でもいろいろ時間やコストを考えると、このくらいのサイズ(今回は二型作り、どちらも38g前後)のものはダイソージグで充分ですな‥。。。
こういうのが好きな人だけ作ってみましょう。
100g以上の大きめのジグを作る場合は、市販品のジグの相場を考慮すると自作の型で量産してもいいかもしれませんね!
早くこれを持って海へ行かなければ‥
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